
今回は私たちがビットコインについて知っておくべきことを15個にまとめてわかりやすく説明してみました!
ビットコインは今まで『インターネット上のお金』と例えられ、その市場価格向上と共に一気に知名度を伸ばしてきました。
しかし、実際のビットコインの概念を理解している人は未だに少数であり、投機を行っている人でさえ、曖昧な知識を多く持っている状態が続いています。
例えばビットコインはどこから生まれたのか、そしてなぜ急激にその知名度を上げたのか、この単純かつ明快な質問にさえ答えられる人は少ないのではないでしょうか。
ビットコインは、時間がたつにつれ、更に複雑で理解のしがたい存在へと変化を遂げてきています。
以下では仮想通貨に関わる際には最低知っておくべき15個の重要な点が挙げられています。
本記事の内容
- ビットコインの意外な事実 15選
- 1:ビットコインを作った人は分かっているようで分かっていない
- 2:ビットコインは永久的ではない
- 3:新しいビットコインはマイニングを通して作られている
- 4:FBIはビットコインを沢山所持している
- 5:初めてビットコインが使われたのはピザの購入
- 6:ビットコインはスーパーコンピューターより性能が強い
- 7:完全な匿名性
- 8:ビットコインの取引はキャンセルできない
- 9:富裕層が増えた
- 10:ビットコインを持っていることとウォレットを持っていること
- 11:ビットコインをコントロールする存在はいない
- 12:ビットコインは透明性を持っている
- 13:ビットコインに既存概念での手数料は存在しない
- 14:ビットコインが悪用されていた時代
- 15:世界的にビットコインが認められているわけではない
- ビットコインが何故一番有名なのか
ビットコインの意外な事実 15選
1:ビットコインを作った人は分かっているようで分かっていない
ビットコインの開発者はSatoshi Nakamoto氏であり、ビットコインのデザインから開発まで全てのプロジェクトの責任者を務めたことがわかっています。
しかし、実際に分かっていることはその事実だけです。
Satoshi Nakamotoという名前自体が仮名で、プロジェクトの名称をそう呼ぶのかもしれませんがその真実は判明していません。
しかし、Satoshi Nakamoto氏がだれであれ、その人物に当たるものが165億ドルもの価値を生み出し、2015年のノーベル経済学賞にノミネートされたことは普遍的な事実です。
2:ビットコインは永久的ではない
ビットコインの開発チームは、その開発段階時にビットコインの最大発行上限枚数を2100万枚と定めました。
この発行上限枚数へは徐々に近づき始めており、段々マイニングを行う難易度が上昇しています。
ビットコインの発行枚数や発行の仕組みについて詳しく知りたい方は以下をご覧になってみてください。
3:新しいビットコインはマイニングを通して作られている
マイニングは金を掘る作業と似ていることから、その様に呼ばれています。
マイニングを行うことにより、新たなビットコインが生成されます。
金は限られた量しか発掘することしかできないため、発掘すればするほどその発掘する難易度も上がれば、価値も上昇します。
その様な観点から、ビットコインと金は同じようなものだと言われています。
4:FBIはビットコインを沢山所持している
FBIが世界でも有数のビットコイン所持者であることは既に知られています。
過去に、シルクロードと呼ばれる裏マーケットをFBIが摘発した際に押収したビットコインは1億ドルを超えるともいわれています。
5:初めてビットコインが使われたのはピザの購入
2010年の5月に初めてビットコインによる支払いが行われた際、2つのピザ25ドルに対しその支払額はなんと10,000BTCでした。
2018年1月には、10,000BTCは1億5千万ドルと同等になるまで、その成長を遂げています。
6:ビットコインはスーパーコンピューターより性能が強い
ビットコインにおけるネットワークは計算能力を2,046,364Pflop/s誇ると言われており、これはスーパーコンピューターが誇る274 Pflop/sよりはるかに上をいく結果となっています。
7:完全な匿名性
ビットコインが誰から送られてきたのか、そして誰に対して送ったのかを外部から把握することは不可能です。
ビットコインを送付する際、34桁からなるアルファベットと数字を組み合わせた『アドレス』が作成され、それを解読することは不可能であると言われています。
その仕組みをいち早く導入したのが、オンラインギャンブリングでした。
8:ビットコインの取引はキャンセルできない
PayPalの様なアプリケーションは一度送金を行ってしまっても、キャンセルを行うことが出来ますが、ビットコインではその様なことはできません。
ビットコインは一回限りの取引しか行えないので、注意する必要がある分、セキュリティーは高いといえます。
9:富裕層が増えた
ノルウェー人のKristoffer Koch氏は28ドルをビットコインが発表されてからすぐに投資し、しばらくの間その存在を忘れてしまっていました。
同氏がビットコインを所持していることを思い出した時、ビットコインの価格は既に825,000ドルまで跳ね上がっていました。このほかにも、沢山のビットコインで大金を得た人々がいます。
10:ビットコインを持っていることとウォレットを持っていること
ビットコイン持っていても、それを保管しているビットコインウォレットを無くしてしまうと、全てが意味を無くしてしまいます。
デビットカードを無くしてしまうこととは全くを持って意味が違います。
残念ながら、初期のころにビットコインを購入した人たちはこの重要さに気が付いておらず、ウォレットを紛失してしまった結果、64%ものビットコインは一生ロックアップされ状態が続くと言われています。
11:ビットコインをコントロールする存在はいない
国家の法定通貨は、その国の中央銀行によって操作されていますが、ビットコインはその様な存在によってコントロールを受けていません。
代わりに、ビットコインを使っている私たちによってコントロールされているという、なんとも複雑な状況が出来上がっています。
12:ビットコインは透明性を持っている
ビットコインの最も秀でた特徴の一つは、その取引を誰でも閲覧可能な点なのかもしれません。
ブロックチェーン上に記録された、取引の数々は全ての人に公開されているため、その透明性と公開性が保証されています。
13:ビットコインに既存概念での手数料は存在しない
仮にアメリカからマレーシアへ資金を送付しようと思ったとき、銀行を介してしまうとそこには通貨換算手数料と銀行送金手数料がかかってきてしまいます。
しかし、ビットコインを用いるとその両者どちらもかかることなく、送金を行うことが出来ます。
14:ビットコインが悪用されていた時代
ビットコインが世の中で一般的になる以前、ビットコインは闇取引など違法行為の価値交換として用いられていました。
最も有名な例としては、『The Assassination Market』と呼ばれる、ある特定人物が亡くなる日を予測し、正答を導き出したものが、ビットコインを得ることが出来る、悪質なオンラインカジノの通貨として用いられていました。
15:世界的にビットコインが認められているわけではない
ビットコインにまつわる法的問題は尽きませんが、現状だとその法律は国ごとに定められています。
ある国家はビットコインを支持する姿勢を示し、ある国家は、ビットコインを規制するなど支持しない姿勢を見せています。
オンライン上には、どの国家がビットコインを受け入れどの国家が規制をかけているかを包括的にまとめたリストが沢山出回っているので、参考にしてみてください。
アメリカなど国家は、ビットコインに対し規制を掛けようと動いてはいる者の、ビットコイン支持者の反対にあい、上手く規制は進んでいません。
ビットコインと聞くと、最初は複雑なものというイメージが湧いてくるかもしれません。
しかし、実際にビットコインは通貨として認識され始めているのです。
もちろんアメリカドルより世の中に受け入れられているとは言いませんが、複数の店舗ではビットコインでの支払いを積極的に受け入れ始めています。
また、ビットコインはインターネットに依存しているわけでもありません。
ある店舗では、ビットコインによる支払いを専用のアプリやソフトウェアを利用することにより、受け入れだしています。
15 Bitcoin Facts you Need to Know
Karthik Reddy
ビットコインが何故一番有名なのか
仮想通貨の中でも、ビットコインが圧倒的に世界的知名度があるといえます。
もちろん、世界で一番最初に発表された仮想通貨がビットコインなので、それが最も有名となるのは分かりますが、何故ここまで広まることが出来たのでしょうか。
それには、世界で初めてブロックチェーン技術が使われたプロダクトであるという付加価値が備わっているからなのではないでしょうか。
ブロックチェーン技術はその定義を
ブロックチェーン(英語: Blockchain、ブロックチェインとも)とは、分散型台帳技術、または、分散型ネットワークである。ビットコインの中核技術(Satoshi Nakamotoが開発)を原型とするデータベースである。
の様な表現でされており、ビットコインの根幹を担っていることがわかります。
ブロックチェーン技術が現れる以前は、政府による支配、いわば中央集権的な支配による『統治』はどうしても避けられない、一般的な考えでした。
しかし、ブロックチェーン技術の登場以降、権力の分散を行えることができると気が付いた私たちはどこかで、その世界を望んでいるため、その切り出しとなったビットコインをいつまでも捨てられていないのかもしれません。
ビットコインがあらゆる技術的問題を抱え、問題となっていく中でも、私たちが何とかしてビットコインを成長そして応援しようという気持ちにあるのか、実はブロックチェーン技術の『親』的存在であるからゆえの潜在的思いなのかもしれません。
ビットコインのメリットやデメリットについて詳しく知りたい方は以下をチェックしてみてくださいね。
bitbank(ビットバンク)
取扱通貨 | ビットコイン
イーサリアム ビットコインキャッシュ ライトコイン モナ リップル |
取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・二段階認証有り
・コールドウォレット対応 ・マルチシグ対応 |
使いやすさ | 初心者でも簡単(アプリ無し) |
通貨の購入方法 | 取引所のみ(ビットコイン以外も安く購入できる) |
取引所の出来高 | 取引高が高く安定して取引できる |
GMOコイン
取扱通貨 | ビットコイン
イーサリアム ビットコインキャッシュ ライトコイン リップル イーサクラシック |
取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・二段階認証有り
・コールドウォレット対応 ・マルチシグ対応 |
使いやすさ | ウェブもアプリも使いやすい |
通貨の購入方法 | 販売所のみ |
取引所の出来高 | 取引高が高く安定して取引できる |
BITPoint(ビットポイント)
取扱通貨 | ビットコイン
イーサリアム ライトコイン ビットコインキャッシュ リップル |
取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・アイ・エス・レーティングによる情報セキュリティ格付け『A』
・コールドウォレットとホットウォレットの利点を組み合わせた自社開発ウォレットで管理 ・マルチシグ対応 |
使いやすさ | ・取引ツールが使いやすい!MT4を導入
・提携銀行が多い |
通貨の購入方法 | 取引所のみ |
取引所の出来高 | 取引高が少な目 |