アルトコインの円建てとビットコイン建ての見方の違いと考え方

 

あなたは普段アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)のチャートを円建てで見ていますでしょうか?

 

それともbtc建てで見ていますでしょうか?

 

「含み益◯◯円儲かった!」「今日だけでXRPが◯◯円もあがった!」のように、どうしても「円」を基準に考えてしまいがちです。

 

日本国内の取引所を使っている方が多いと思いますので、円建てで見るのが基本かと思います。

 

実は、アルトコインを円建てで見るか、ビットコイン建てで見て取引(トレード)するかの違いだけでも資産の増え方が変わってきます。

 

もしかすると、円建てでチャートを見てアルトコインを買ったせいで損してしまう可能性があるんです。

 

今回は、仮想通貨投資で損しないために、

 

円建てとビットコイン建ての違いや考え方・見方は?

 

アルトコインをビットコイン建てで買うメリットとは?

 

について詳しく解説していきたいと思います。

 

ぜひ違いを理解していただきよりどんどんをあなたの資産を増やしていただきたいと思います。

ビットコイン(BTC)建て・円(フィアット)建ての意味とは?違いを解説

円建てとビットコイン建て

そもそもビットコイン建てと円建て(フィアット)とはどういった意味なのでしょうか?

 

 円建てとは?

ある仮想通貨の価値を円で表すこと

 

 ビットコイン建てとは?

ある仮想通貨の価値をBTCで表すこと

 

簡単な例を出しますと、1本150円のジュースがあるとします。

 

1BTC=100円とすると、

 

値札には円建てだと150円、ビットコイン建てだと1.5BTCと書いてあると言うことです。

どうして円建てとビットコイン建てのチャートがあるのか?

どうして円建てとビットコイン建ての2つのチャートが存在するのでしょうか。

 

すべての法定通貨を取引所が対応するとなると、円、米ドル、ユーロ、バーツ、ウォン、元・・・、と取引所がある自国の通貨以外の通貨を対応するのは大変です。

 

そのために、ビットコインが基軸通貨となりビットコインでほかのアルトコインを買うようにするというルールになりました。

 

日本国内の取引所であるビットフライヤーやコインチェック、ザイフなどは円建てですが、海外取引所はビット建てでしか取引できないところが多いです。

ビットコイン建てと円建てで見るチャートの見方・考え方をご紹介!

ビットコイン建てと円建てがあるということは、1つの通貨に2つの異なるチャートができるということですよね。

 

実は、ビットコイン建てと円建てでチャートを見てトレードするかの違いだけでも大きく利益に影響してきます。

 

それでは、ビットコイン建てと円建てのカラクリについて詳しく解説していきたいと思います。

仮想通貨を円建て表示とビットコイン建て表示の違いから分かること

下のチャートは、7月から12月までXRPの円建てでみた場合のチャートです。

xrpの円建てのチャート

大体、20円から30円を前後で横ばいになっていますよね。

 

続いて、ビットコイン建て同じ時期のXRPを見たと場合のチャートがこちらです。

xrpのビットコイン建てチャート

いかがでしょうか?円建てのチャートと違いかなり下落していますよね?

 

普段は円建てで表示されているので、ビットコイン建てのチャートは見ない人も多いかと思います。

 

円建てでは上がってるけど、ビットコイン建てでは下がってる......ん?どういうことだ?」と思いますよね。

円建てとビットコイン建てチャートの違いは何を表してる?

円建てでは上がってる↑

 

けど、

 

ビットコイン建てでは下がってる↓

 

このチャートは何を表しているのでしょうか?

 

まず結論を言うと、ビットコイン建てで見た時に含み損になっているということなんです。

 

btc建てで価値が下がっているということは、アルトコインを買わずに、ビットコインのまま持っていたほうが資産が増えていたということということなんです。

 

まだ少し分かりにくいかと思いますので、円建てでチャート見て、ビットコイン建てでトレードしたためにbtcの枚数が減った例を出して考えてみたいと思います。

 

1btc = 100円 1eth = 10円 

 

の相場として考えたいと思います。

 

この相場の時に、1btcで10ethで購入したとしましょう。

 

その後、1ヶ月後に、

 

1btc = 200円 1eth = 15円

 

に上がったとします。

 

1ethが10円から15円になったので、「価値が1.5倍もあがったからそろそろ利確しよう!

 

十分1.5倍もあがれば利確する人もいるかと思います。

 

しかし、利確しようと基軸通貨のbtcにもどすと、

 

1eth = 0.75btc

 

となってしまうのです。

 

「え?ビットコインの枚数が減った!なんで!」と思いますよね。

 

実は、BTCの価値(1ヶ月で2倍)がETHの価値(1ヶ月で1.5倍)より上がったためのにBTCに変えると枚数が減ってしまうのです。

 

つまり言い換えると、ethに変えずbtcでずっと持っていたほうが利益がでていたということなんです。

アルトコインの円建て価格はビットコインの価格を元に計算されてる

ビットコインが仮想通貨の基軸通貨であるため、アルトコインの価格はすべてビットコインの価格を元に計算さています。

 

例えば、1XRP = 0.02btc 1BTC= 1000円とします。

 

1XRP/JPY = XRP/BTC × BTC/JPY = 0.02 × 1000 = 20円

 

以上のような計算をして、1XRP = 20円が導き出されているのです。

 

ビットコインの価格によってアルトコイン価格が変動してるため、円建てで見ていると変化に気づけないということなんです!

重要!アルトコインとトレードするときはbtcの枚数を増やすことを考える

仮想通貨の投資の最終目的は、日本円(フィアット)を手に入れることです。

 

いくら、XRPの値が上がり利益が出ようが、monaで利益が出ようがそれは画面上で資産が増えただけのタダの含み益です。

 

最終的に、日本円に買えた時に初めて●●円儲かったという事が言えるのです。

 

アルトコインを日本円に変えるには、

 

①:アルトコインをビットコインに変える

②:ビットコインを売って日本円に変える

 

の工程を踏みます。

 

つまり、アルトコインのトレードで1番重要なことは「ビットコインの枚数をどれだけ増やせるのか?」ということなんです。

 

そのため、アルトコインに投資する際は、ビットコイン建てで見て上がるかどうかを判断する必要があるんです。

ビットコイン(btc)建てでアルトコインを購入・トレードするメリットは?

ビットコイン建てと円建てのチャートの違いと考え方について解説してきました。

 

次にビットコイン建てでアルトコインの取引やトレードをするメリットについて解説したいと思います。

ビットコイン建てでアルトコインを購入する方がレートが安い

ビットコイン建てでアルトコインを購入するメリットは、まずレートが円建てよりも安いことがメリットです。

 

2017/12/09現在、円建てで1BTC = 1844630円、1ETH = 52729円なので、ビットコイン建てで0.02858522 ETH/BTC です。

 

円建ての数字を元にビットコイン建てで求めると、52729 ÷ 1844630 = 0.02858514 ETH/BTCになります。

 

ビットコイン建て の価値と、円建てを元に計算をした価値を比較すると、ビットコイン建ての価値のほうが微差ではありますが、高いですよね。

アルトコインに投資する時はビットコイン建ての方が実態を把握できる

アルトコインに投資する際には、ビットコイン建てのほうが実態が把握できるので、ビットコイン建てで見ることをオススメします。

 

例えば、円建てで「お!XRPが30円になった!」と言っても、

 

それは単にビットコインの価格が上がったために上がったように見えるだけかもしれないからです。

 

もしかすると、実はビットコイン建てで見ると

 

XRPは前日比マイナス4%

 

ビットコインの価格が前日比プラス11%

 

になっているため、円換算で+になっているかもしれません。

 

すると、前日比「●●円アップ」と価値があたかも上がっているように表示されます。

 

でも実際に、ビットコイン建てで見るとチャートは下がっているので、ビットコインの枚数は減っていっているということなんです。

 

なので、アルトコインに投資する時は、円建てではなくビットコイン建てですることをオススメします。

ビットコイン建てでアルトコインのチャートを見る方法とは?

どこでビットコイン建てでチャートを見ることができるの?と思う人もいるでしょう。

 

また、トレードする人は、ウェブだけでなく移動中にスマホアプリでもビットコイン建てで確認したいという方もいるでしょう。

 

ビットコイン建てで、アルトコインの価格をスマホとPCの両方でチェックできるオススメの取引所をご紹介したいと思います。

コインチェックでアルトコインをビットコイン建てで見る方法

円建てだけでなく、ビットコイン建てでチャートを確認できる国内の取引所はコインチェックです。

 

国内で1番多くのアルトコインが上場しているため、多数のアルトコインをビットコイン建てで見ることができます。

 

コインチェックに登録していない人はチャートを見ることができませんので、まだしていない人はまずは登録をしましょう。

 

①コインチェック公式サイトを開いて、「トレードレビュー」をクリックする。

コインチェック公式サイト

②:ヘッター部分にあるBTC/JPYをクリック

コインチェックのチャート

③:クリックするとビットコイン建てのチャート選択ができる

コインチェックのチャート

④:●●/BTCという表示になればOK!

コインチェックのチャート

コインチェックのスマホアプリでビットコイン建てを表示する方法

次にスマホアプリでビットコイン建てのチャートを表示する方法です。

コインチェックのアプリ

アプリを開いて、上の価格の所をクリックすると、②のようにBTCのマークがでるのでクリック。

 

ビットコイン建てに表示が変わればOK!

 

コインチェック公式サイトはこちら

オススメの海外取引所は豊富なアルトコインとトレードできるバイナンス

バイナンス公式

コインチェックには、12種類しかアルトコインとトレードできません。

 

中には、もっとたくさんのアルトコインのチャートをビットコイン建てで見たい!トレードしたい!なんて方もいるかと思います。

 

そんな方にオススメの取引所は、アルトコインを豊富に揃えるbinance(バイナンス)です。

 

バイナンスは日本語対応していますし、手数料も安く、豊富なアルトコインとトレードできるのが特徴です。

 

【バイナンスのPC】

pc版のバイナンス

 

【バイナンスのアプリ】

スマホ版のバイナンス

PCもスマホも見やすいデザインですよね。

 

コインチェックよりも手数料安くトレードできるので、コインチェックにある銘柄もバイナンスで取引すると良いでしょう。

 

Binance公式サイトはこちら

ビットコイン建てと円建ての違いや考え方・見方のまとめ

ビットコイン建てと円建ての違いやチャートの見方・考え方について解説してきました。

 

「円建て」で見るのはビットコインだけにして、アルトコインのチャートを見るのはビットコイン建てで確認する癖をつけましょう。

 

ビットコイン建てでみると、小数点が多くて初めは慣れないと思いますが、チャートを見てるとすぐに慣れると思います。

 

まだ、コインチェックを使ったことない人は、無料で登録してビットコイン建てチャートを見てみてくださいね。

 

コインチェック公式サイトはこちら

 

また、コインチェックよりもたくさんのアルトコインのチャートを見たい方や、トレードしたい方はバイナンスを登録してみてくださいね。

 

Binance公式サイトはこちら

 

さいごまでお読み頂き誠にありがとうございました。ぜひ他の気になる記事もチェックしてみてくださいね。

 

 

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