
ビットコインはもう遅いのか、それともまだ有望なのか?
疑問に思っている人は多いです。このページに来たあなたもそうだと思います。
結論から言うと、ビットコインはまだまだ有望と言えます。
どうしてそう言えるのか、気になる方はぜひ、この記事を最後まで読んでみてください!
本記事の内容
もうおそい?2018年、ビットコイン(BitCoin)の今
2017年を逃した人は何をする?体験談レポート
私が仮想通貨に興味を持ち始めたのは、2017年の夏のことでした。
その頃はちょうど、ビットコイン分裂(ハードフォーク問題)が起こっており、ビットコインの先行きに不安が生まれている状況でした。
周りが次々とビットコインを買っている中、私は「買わない」という選択肢を選びました。
そうして時は経って、2017年の12月。
ビットコインは、以下のような価格になっていました!
2017年初頭と比べると、年末までに約200倍!2017年8月と比べても相当な上がり幅です。
まさに仮想通貨バブルですね。
私は、8月時点で買わなかったことを後悔しました。
そして、今のチャートがこちら!
2018年に入ってからは、価格が上がったり下がったり…。
あの、2017年末のようなバブルはやってきません。
もう、今から「仮想通貨」に新規参入するのは、遅いのでしょうか?
いいえ、仮想通貨への参入が遅いということはありません!
その理由を、以下の記事で説明していきたいと思います。
2017年と2018年 仮想通貨業界を比較してみた!
2017年は、「仮想通貨元年」と呼ばれ、多くの人が仮想通貨の詳しいシステムも理解しないままに、仮想通貨を次々と購入していました。
残念ながら、仮想通貨業界にはそのような熱狂はもう来ません。
仮想通貨を支えるブロックチェーン技術に、皆が盲目的になっていた2017年とは異なり、2018年はブロックチェーン技術の問題点も次々と浮かび上がってきたからです。
しかし、仮想通貨自体が廃れたわけではありません。
むしろ逆です。
仮想通貨は、去年と比べて、確実に普及しているのです!
以下の、2017年と2018年の仮想通貨業界を比較した表をご覧ください。
新規参入のリスク | どのような仮想通貨が成長するのか | |
2017年 |
大きく成長する可能性は高かったが、逆に消滅するリスクも大きかった。
↑「投機」という側面が強かったため。 |
マーケティングが上手な仮想通貨。 |
2018年 | ある程度普及した上でのリスクなので、リスクが小さい。 | 実際に役立つ価値がある仮想通貨。 |
2017年は、たしかに「億り人」を目指すには絶好のチャンスでした。
しかし、これはあくまでに結果論にすぎません。
もしかしたら、仮想通貨に換えたお金のすべてが水の泡になっていた可能性も十分にあるのです。
一方、2018年は、ある程度仮想通貨が普及しており足場が固まったので、「仮想通貨自体が消える」という可能性はかなり低くなりました。
すなわち、2018年は2017年と比べて、低リスクで仮想通貨に参入できるのです!
ビットコインはまだ間に合うといえる3つの理由
100倍〜1000倍狙うならもう遅いかもしれないが数倍から数十倍は狙える
あなたが、いわゆる「億り人」を目指しているのであれば、ビットコインの購入はすべきではないです。
それは、先ほど説明したように、ビットコインの熱狂が再び起こるとは、期待しにくいからです。
しかし、数倍から数十倍を目指す、その目標であれば、ビットコインはまだ間に合うといえます。
いえ、むしろ、低リスクで資産が増える可能性が高いので、リスクを気にする人にとっては絶好のチャンスといえるかもしれません。
実際、資産が100倍とは言わずとも、2倍、3倍になるだけでも十分に夢のある話です。
FXなどは、プロのFXトレーダーでも年率15%程度です。
なんでビットコインは数倍、数十倍になると言えるの?
これから下がりっぱなしじゃないの?
いい質問ですね。
ビットコインは、長期的に保有していれば、数倍、数十倍になる可能性が高いです。
「長期的に」というところがポイントですね。
その理由を、以下の記事で説明していきます!
理由1|まだまだホットな仮想通貨市場
仮想通貨市場はまだまだ市場規模が小さく、日々成長を遂げています。
そして、すべての仮想通貨の基軸通貨であるビットコインは、これからも安定して普及していくと考えられるのです!
では、そんなホットな仮想通貨市場について、解説していきましょう。
金融庁が仮想通貨業界に介入
2017年の9月には、金融庁が11社を仮想通貨の交換業者として登録しました。
同年12月には、16社まで登録した業者が増え、今に至ります。
2017年9月、中国政府がICOを規制したことは、仮想通貨業界を騒がせました。
しかしながら、行政的に仮想通貨を規制している国は少なく、逆に行政的に仮想通貨が認められつつあります。
今後、仮想通貨業界の成長が、政治的理由で阻まれる可能性は減りつつある、といえるのです!
大手企業が、仮想通貨業界に次々と参入
大手企業が、仮想通貨業界に次々と参入してきました。
その目的は、決済方法としての導入だったり、独自コインの開発だったりと、さまざまです。
以下の表に、仮想通貨に参入した大手企業のうち、代表的なものを記しておきました。
LINE | すでに展開中の LINE Pay に、独自コインを採用する。 |
CyberAgent | 独自コインをつくり、仮想通貨取引所を設立する。 |
NTT | Orbと共同で、ブロックチェーン技術の研究開発を行う。 |
スターバックス | 新しい支払いアプリケーションとしてブロックチェーン技術を活用。 |
このように、様々な企業が仮想通貨の導入を検討しています。
これだけ幅広く仮想通貨が大手企業に受け入れられている現状を鑑みると、今後も仮想通貨業界は発展していくと考えられます。
理由2|世界を変えうるブロックチェーン技術
仮想通貨を調べるとブロックチェーンという言葉をよく見かけますね。
そもそも、ブロックチェーンとは何なのでしょうか?
ブロックチェーンは、取引データをまとめた「ブロック」が連なるように保存する技術です。
・インターネットと比べてセキュリティ上の安全性が高い。
・中央管理者がいないため、間にひとを介さずに誰とでも取引できる。
以上が、ブロックチェーンの簡潔な利点だと覚えておいてください。
2017年は、ブロックチェーンの良い側面が目立ち、多くの人がブロックチェーンの素晴らしさに魅了されていました。
しかしながら、2018年にはそれも鎮まり、ブロックチェーンの問題点があらわになってきました。
では、ブロックチェーン技術は役立たずで終わりなのでしょうか? そんなことはありません。
ここで、「新興技術ハイプサイクル」というのを、ご紹介したいと思います。
Hype Cycle for Emerging Technologies, 2017(出典:Gartner)
米国の調査会社Gartner は、新興技術の関心の高さの推移を一般化したグラフ、「新興技術ハイプサイクル」を公開しました。
このグラフは、新興技術が登場して期待が高まり、普及していく過程を(1)黎明期(2)過度な期待のピーク期(3)幻滅期(4)啓蒙活動期(5)生産性の安定期 の5つのフェーズで分類して造られたグラフです。
ブロックチェーンはまさしく新興技術であり、このグラフを見ると、
2017年は「過度な期待のピーク期」
2018年は「幻滅期」
であったことがわかります。
このグラフから考えると、最終的にブロックチェーンは生産性の安定期に収束すると考えられます。
だから、2018年というタイミングで、ビットコインを購入するのは賢い方法であると言えるんだね。リスクも少ないし!
IT革命は、このグラフとまったく同じ道をたどっているんじゃ。
インターネット技術は、最初は過剰に期待されたものの、途中で問題が多数見つかった。
でも、その問題を乗り越えて安定してできたのが、今のIT社会なのじゃ。
ブロックチェーンが、今のインターネットのように当たり前の存在になる日も、近いのかもしれん。
理由3|ビットコインの価値と実用的側面
2017年と2018年の仮想通貨業界を比較した表には、
2017年はマーケティングが上手い仮想通貨が成長し、
2018年は実用性のある仮想通貨が成長する。
と書いてありました。
ビットコインの価値が高いのは、仮想通貨の元祖がビットコインだったからです。
しかしながら、イーサリアムやリップルなど、実用性を兼ね備えたアルトコインが次々と現れ、ビットコインにも本格的な実用性が求められる時代がやってきました。
では、どのようにビットコインは他のコインを出し抜けるのでしょうか?
その答えは、「ライトニングネットワーク」にあります。
ビットコインが抱えている問題のひとつに、スケーラビリティ問題があります。
1つのブロックに書き込めるトランザクションの上限が決まっているせいで、上限を超えたトランザクションは次のブロックに書き込まれることになり、取引に時間がかかってしまう問題。
この問題を解決すべく、開発が進められているのが「ライトニングネットワーク」なのです。
ライトニングネットワークを用いることにより、毎秒何百万ものトランザクションを手数料を下げた上で行えるようになります。
ゆくゆくは全てのブロックチェーンでの導入が検討されていますが、現状、ビットコインでライトニングネットワークの開発が進んでいます。
ビットコインは、ライトニングネットワークにおいても先駆者となる可能性が高いのです。
ライトニングネットワークについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
新規参入したい仮想通貨初心者のためのQ&A
Q1|ビットコインの価値はどのような仕組みで高まるのか?
答えは、簡単に言えば「ビットコインの発行上限が2100万BTCと決まっているから」です。
発行上限が決まっていない法定通貨と、ビットコインの大きな相違点ですね。
ビットコインは4年ごとに、マイニングにおける
「半減期がくる」ということは、すなわち「供給が減る」ということです。
そして、供給が減ると需要が増えます。
需要が高まるということは、すなわち価値が高まるということです。
このようにして、ビットコインの価値は担保されるのです。
もっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
Q2|そもそも仮想通貨と電子マネーの違いは?
仮想通貨を全く知らない人から、もっともよく飛んでくると感じるのが、この質問です。
仮想通貨と電子マネーの違いを記したのが、以下の表です。
仮想通貨 | 電子マネー |
通貨単位がある | 通貨単位がない |
通貨単位があり価格が変動する | 円にひも付き価格は変動しない |
世界中どこでも決済手段として使える | 発行元のサービスでしか使えない |
第三者にも送金ができる | 第三者に送金することはできない |
発行元の企業はない | 発行元の企業がある |
もっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
Q3|仮想通貨投資にかかる税金は何がある?
基本的に、仮想通貨投資に際して税金がかかるのは、
持っていた通貨を別のものに取り替える ときです。
具体的には
・ある仮想通貨を別の仮想通貨と交換するとき
・仮想通貨を商品やサービスと交換するとき
・仮想通貨を法定通貨と交換するとき
ですね。
取引を多数行ってしまうと、そのぶん税金がかかってしまいます。
だからこそ、ビットコインを長期的に保有することは、税金の観点からもお得なのです。
新規参入組はICOには逆に気をつけろ
ICOとは?億り人の可能性を秘めたICOの投資の特徴
仮想通貨について調べていくうちに、ICO という言葉を耳にする人も多いことでしょう!
億り人になれる可能性が高いと言われがちな「ICO」、どういうものなのか説明しましょう!
事業が発行している、新規かつ独自の仮想通貨(トークンと呼ばれる)を買うこと。
言ってしまえばクラウドファンディングの仮想通貨版のようなものであり、事業に出資しているという考え方もできます。
この事業がのちに成功すれば、出資していた人は大きく稼げるというわけです。
これだけ聞けば、とても夢のある話だと思う方も多いかもしれません。
しかし、現実はそうもいかないのです。
ビットコインがもうおそいと焦ってICOでホームラン狙いは危険
ICOでどれだけ事業がトークンを集められるかは、基本的にはその事業のマーケティング力によって決まります。
マーケティングにはホワイトペーパーなど様々な方法がありますが、どんな方法であれ「いかにその事業が素晴らしいか」ということを伝えようとしてきます。
その仮想通貨の企画や構想、そして技術的な内容について知ってもらうための公開文書です。
ICO の際に公開され、ICOに参加する人は主にこのホワイトペーパーを参考にします。
そして、その事業に魅力を感じた人がトークンを買い、トークンを買う人が増えれば増えるほど、その事業は注目を集めておきます。
ホワイトペーパーは素人目には一見素晴らしく見えてるものが多いです。
しかし、プロが見れば穴がたくさんあるホワイトペーパーが、素人によって素晴らしいと称賛されていることも多いのです。
実際に仮想通貨を運用する際の問題、どのような仕組みで事業が儲けを得るのか、などなど… 表面的な構想の下に、多くの問題を抱えていて、その問題がゆえに成長しない仮想通貨も多くあります。
さらには、詐欺である場合まであるのです。
もともと資金を集めることだけが目的であり、トークンが売り切れたら計画倒産してしまう事業も、残念ながら少なくありません。
結論を言うと、ICOの時点で大きく注目を集めている企業が今後成長するとは限らないし、それどころか詐欺の場合まであるのです。
ICOは一見夢のある話ですが、実はビットコイン以上に専門的な知識が必要とされるのです。
一目でわかる!ビットコインとアルトコイン比較表
では、ICOではなく、マイナーなアルトコインだったらどうなのでしょうか?
マイナーなアルトコインも、億り人を生み出す可能性があるとはよく言われます。
結論から言うと、ICOと同様に、アルトコインはリスクが高く、多くの知識が必要といえます。
以下に、ビットコインとアルトコインを比較した表をつくりました。
ビットコイン | アルトコイン |
ネット上に情報が多い | ネット上に情報が少ない |
一気に価格があがりにくい | 一気に価格があがりやすい |
結果的に価格が上がる可能性が高い | 結果的に価格が上がる可能性が低い |
完全に消滅する可能性は非常に低い | 完全に消滅する可能性は十分にある |
アルトコインの中には、地味な仮想通貨も多いです。
実はとても有用なのに、その分野に詳しい人にしか有用性を評価されないので、マイナーなコインのままである仮想通貨も多くあります。
本当に有用な仮想通貨を見抜くためには、仮想通貨に相当精通している必要があるのです。
実需のある仮想通貨で手堅く資産を増やそう
この記事の最初に、2018年成長する仮想通貨は、マーケティングの上手な仮想通貨ではなく、実需のある仮想通貨と書きました。
たしかに、ICOやマイナーなアルトコインに投資してみるのも、夢のある話かもしれません。
しかし、初心者のうちはまずは、ビットコインのような実需のある仮想通貨を購入し、長期間保有して、価値の高まるのを待つことをオススメします。
今から始めるあなたに|仮想通貨投資のリスクと注意点
ここまで記事を読んで、「ビットコインを始めてみたい!」と思った方も多いことでしょう。
そんなあなたがビットコインを始める前に知っておくべき、リスクと注意点をまとめてみました!
投資はあくまで自己責任!情報収集が鍵
投資はあくまでに自己責任です。
投資するかしないかを決定するのは、あくまでも自分です。
仮に投資に失敗したからといって、その情報の出所を批判するだけでは、今後も失敗する可能性が高いです。
そうではなく、失敗した際にはなぜ失敗したのかを自分で見極め、情報を取捨選択する能力を身につけていきましょう。
ある程度の時間と長期的な視点が必要
ビットコインで儲けるためには、長期的にビットコインのチャートを見守る必要があります。
それは2018年のうちに収まらず、2019年、2020年…いつ結果が出るかは、誰にも予想がつきません。
長期的に見守り続けられるような、根気が必要といえるでしょう。
また、資金を多く投資すればするほど、どうしてもチャートの動きは気になってしまうものです。
チャートにずっとかじりついていると、その分時間がどんどん吸い込まれてしまうなんて事態も起こりえます。
そのような事態を避けるためにも、最初はチャートが気にならない程度の金額で投資することをオススメします。
投資は必ず余剰資金・余裕資金で!
投資の怖いところは、一回儲けて投資の魅力に引き込まれてしまい、気づいたときにはもともとあった資金までもが消え失せている、なんて事態も起こりうるところです。
そうならないためにも、初めての投資は、「全部溶かしてもいいや!」と思えるような額で始めましょう。
また、ある程度儲けが出たのちは、「必ず儲けた額からのみを資金源とし、元々の資金を割らないようにする」だとか「あらかじめ定めた額までしか投資しない」などと、自分の中でルールを定めると良いでしょう。
もっと詳しく注意点とリスクを学びたい方は、こちらの記事をお読みください。
「ビットコイン投資はもう遅いのか?」の問いに対するまとめ
結論は、「ビットコイン投資はまだ遅くない!」そう言いきれます。
いや、それどころが逆に、今がビットコイン投資のチャンスとまで言えるかもしれません。
低リスクで確実にお金を増やしたい…そんなあなたは、今このタイミングで、ビットコイン投資を始めてみてください!