BitcoinCash(ビットコインキャッシュ)|BCHとは?相場や今後の将来性

マネピ@兄

ビ、ビ、びっとこいんきゃっしゅ??

ビットコインと何が違うの?決定的な違いってなんなの?

 

マネー博士X

ビットコインキャッシュの決定的な違いや生まれた背景をわかりやすく解説していくぞ!

初心者でもわかりやすいように30秒でわかりビットコインキャッシュの解説動画も用意したぞ。

 

仮想通貨といえばBitcoinが主流ですよね。

 

ですが、これに真っ向から勝負を挑む仮想通貨があります。

 

それこそが、BitcoinCashです。

 

両方とも「Bitcoin」と入っているのでややこしいですが、中身はビットコインと全く違います。

 

今回は、そんな秘めているポテンシャルを持っているBitcoinCashの特徴や仕組み、将来性やチャート、オススメの取引所について詳しく解説します。

 

ぜひ最後までお読みいただきビットコインキャッシュの凄さや魅力について知っていただいと思います。

 

まずは30秒動画で簡単にビットコインキャッシュについて知ってから読むと、理解しやすいかと思います。

 

まずは、BitcoinCash(ビットコインキャッシュ)についてわかりやすく30秒で解説した動画を用意したのでこちらをご覧ください。この動画を見てから内容を読んで頂くと理解しやすいですよ。

 

 

それでは記事の内容をご覧ください。

BitcoinCash|bchとは何か?初心者でも簡単に分かる概要

まずは、簡単にビットコインキャッシュの概要について解説したいと思います。

BitcoinCashの入門まとめ|マネピwiki

通貨の名前 BitcoinCash
通貨単位 BCH
発行上限枚数 21,000,000 BCH
取り扱い国内取引所 bitFlyer、Zaif、GMOコイン 等
取り扱い国外取引所 OKEx、Binance、Bitfinex、HitBTC 等
開発組織  - (複数存在)
開発者  - (複数存在)
公式サイト https://www.bitcoincash.org/
ホワイトペーパー  -

 

ビットコインキャッシュとビットコインのスペックを比較

後述しますが、BitcoinCash(BCH)はBitcoinから派生したフォークコインなので、Bitcoinとの比較が重要です。

 

BitcoinCash Bitcoin
総発行枚数 2100万枚 2100万枚
取引承認システム PoW PoW
取引承認スピード 10分 10分
ブロックサイズ 8MB 1MB
半減期 21万ブロック 21万ブロック

 

BitcoinCashの特徴とは?仕組みや技術ついて解説

BitcoinCashは、一言で言ってしまうと、Bitcoinから派生したフォークコインです。

 

そのため、Bitcoinとよく似た特徴を持っていますが、大きく異なる点もあります。

 

その特徴を見ていく前に、そもそも、「フォークコイン」とはなんでしょうか?

 

これを理解するためには、ブロックチェーンの基本的な仕組みと、「フォーク」について知る必要があります。

仮想通貨にある「フォーク」とは

ビットコインをはじめとした多くの仮想通貨は、「ブロックチェーン」の技術によって動いています。

 

 ブロックチェーンとは?

たくさんの取引情報をひとまとめにした"ブロック"を数珠つなぎにして、1本の長い"チェーン"のようにすることで管理する技術

 

基本的にこのチェーンは1本の長〜い線になりますが、時たま2つに分岐することがあります。

 

この分岐する現象のことをフォークといいます。

 

そして、この「フォーク」という現象は、大きくわけると

・単なるフォーク

・ソフトフォーク

・ハードフォーク

の3つに分けられます。

①単なるフォーク

まずは、単なるフォークです。

 

Bticoinを例に説明します。

 

Bitcoinは、新しいブロックをチェーンに繋げる際に、PoW(Proof of Work)という仕組みを用いています。

powの図解

新しいブロックをチェーンに繋げる作業は、マイニングという、超複雑な暗号をPCに計算・解読させることによって行われます。

 

このマイニングをしてくれる人(マイナー)に、報酬として新しく発行するBTCを付与するわけです。

 

そうすると、世界中の人が報酬を獲得するために一斉に計算を始めるわけですが、PoWは、「一番早く計算できた人に報酬を与えますよ」という仕組みです。

 

その仕組みゆえ、偶然、2つのPCが同時に計算を完了させることがあります。

 

この場合、同じ内容のブロックが2つ生成され、分岐が生じるわけです。

 

しかし、このフォークは一時的で、「一番長いチェーンを正しいものとする」というルールによってどちらか一本に収束します。

フォークのメカニズム

なので、単なるフォークはブロックチェーンの自然な現象で、大きな問題にはなりません。

 

②ソフトフォーク

次に、ソフトフォークです。

 

ブロックチェーンは複雑なプログラムによって動いているため、セキュリティ向上や新機能実装のためのアップデートをする必要があります。

 

ちょうど、スマホのOSをアップデートするのと同じような感じです。

 

このアップデート作業を行ったときにも、チェーンが分岐します。

 

しかし、この分岐も一時的です。

ソフトフォークのメカニズム

「新しいブロックを生成するには、アップデートされたシステムを使わなければならない」というルールを適用することによって、アップデートされたシステムで生成されたブロックのみが繋がれていき、1本に収束します。

 

ただ、ブロックを生成するためにアップデートが必要なだけで、その仮想通貨を利用するだけであれば、アップデートは必要ありません

 

つまり、アップデートの前後で互換性があるわけです。

 

・報酬を得たいマイナーは、アップデートしなければならない
・単に仮想通貨を利用したい人も、アップデートしたほうが便利(送金が早くなったり、手数料を抑えたりできる)

 

というゆるい強制力を働かせることで、ゆるやかにネットワーク全体のアップデートが実施されていきます。

 

これがソフトフォークです。

 

③ハードフォーク

ハードフォークも、システムのアップデートや仕様変更によって起こるフォークである、という点ではソフトフォークと変わりません。

 

しかし、ハードフォークでは、アップデートの前後で互換性がありません

ハードフォークのメカニズム

つまり、マイナーだけでなく、仮想通貨を利用したいだけの人も、アップデートをしなければ利用することができないのです。

 

この仕様ゆえ、ハードフォークが行われた場合には、その後の状況に応じて2つのシナリオが考えられます。

シナリオ①: 計画的ハードフォークによりアップデートが成功する

ひとつは、ハードフォークまでにネットワークに参加する人全員がアップデートを行い、ハードフォークに対応した場合。

 

このときには、ハードフォークが適用されることによってアップデートが完了し、その後も変わらずブロックチェーン全体が機能します。

 

事前にハードフォークが告知され、それまでにアップデートを適用周知するなど、計画的なハードフォークがこのケースです。

シナリオ②: チェーン(=コイン)が2つに分裂する

もう一つは、チェーンが2つに分裂してしてしまい、別のコインが生まれてしまうシナリオです。

 

ハードフォークに備えてアップデートを適用した人とそうでない人が拮抗したまま、ハードフォークを迎えてしまった場合に起こりえます。

 

BitcoinCashもこちらのケースで、"ハードフォークによるBTCからの分裂"によって生じました

 

BitcoinCashの場合は、「BTCのブロックサイズを8MBにする」という互換性のないアップデート(=ハードフォーク)を、一部のマイナーが中心となって行いました。

 

Bitcoin本体がこのアップデートに対応しなかったのは、Bitcoinを開発しているメンバーが「セキュリティに問題がある」などとして、ビッグブロックに反対したためです。

BitcoinCashはBitcoinのビッグブロック版でスケーラビリティ問題を解決

では、BitcoinのフォークコインであるBitcoinCashは、Bitcoinと何が違うのでしょうか。

 

基本的にはフォークコインであるため、Bitcoinとよく似ています。

 

Bitcoinと異なる最大の特徴としては、先に述べた通り、ブロックサイズを8MBに拡張していることです。

ブロックサイズ

この、一部のマイナーがハードフォークを強行して採用したビッグブロックには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

ビッグブロックのメリットは送金手数料が安く詰まりにくい

ビッグブロックによる最大のメリットは、送金詰まりが起きにくくなり、手数料の高騰を抑えられることです。

 

Bitcoinのブロックチェーンでは、約10分に1回のペースで新しいブロックが生成されています。

 

しかし、ブロックに収めきれないほどのトランザクションが発生している場合には、次のブロック、またその次のブロックへと認証が遅延し、結果として送金詰まりが発生(=スケーラビリティ問題)します。

スケーラビリティ問題

 

マイナーは、手数料が高く設定されている取引から優先的に処理されるため、手数料の高騰を引き起こしてしまうのです。

 

実際、Bitcoinの手数料が0.002BTC(当時のレートで約3,000円)を超えてしまう時期がありました。

 

BitcoinCashも、ブロックの生成間隔は同じですが、ブロックのサイズが8倍に拡張されているので、一度のブロックに収められるトランザクションの個数も多くなります。

 

ビッグブロックのデメリット

そんなビッグブロックにも、デメリットがないわけではありません。

 

将来的に、VISAやMASTERのように、世界的に利用されるようになると、現在の比ではない取引量となります。

 

これに対応するためにブロックを拡張すると、マイナーが高速なネット回線を用意する必要があるのです。

 

私たちが一般家庭で使っている回線は、せいぜい2Gbps程度。

 

これに対して、将来的な超ビッグブロックに対応するには、20Gbps程度の回線が必要になると言われています。

 

このような高速回線を個人で用意するのは現状不可能なため、一部のマイナーや事業者しかノード(取引履歴)を管理できないことになるのです。

 

そうすると、Bitcoinが目指しているとされる分散型ネットワークではなく、一部の事業者やマイナーを信頼しなくてはならない中央集権型ネットワークに寄っていくことになります。

SPVの仕組みでデメリットの解決策

もちろん、BitcoinCashの開発陣はこのようなデメリットの解決策を模索しています。

 

その一つは、SPV(Simplified Payment Verification)という仕組みを使うことにより、現状で用意できるネット回線でもネットワークに参加できるようにするというものです。

 

SPVの具体的な仕組みは難解ですが、概略を説明すると、SPVを用いてネットワークに参加するクライアントは、フルノードのクライアント(全取引データを同期しているPC=一部の事業者やマイナー)を信頼し、取引の一部についてのみ簡易的な検証をします

 

このときに扱うデータはとても軽量なため、ネットワークに参加するために超高速な回線を用意する必要はありません。

ビットコインキャッシュはすべての取引をオンチェーンで処理する

その通貨がメジャーになって取引量が増えれば、その処理をするために必要なコストも増えるのが必然。

 

ビットコインキャッシュの場合、その大量の取引を処理をするのは、ブロックサイズを大きくしてすべてオンチェーンで処理をします。

 

セキュリティリスクやBitcoinの理念に照らして、あくまでオンチェーンで全ての処理を完了させることが重要であるとして、ビッグブロックを採用しているのです。

 

トランザクションの問題に対して、Bitcoinは複層レイヤー(レイヤー2)での解決を模索しています。

 複層レイヤー(レイヤー2)とは?

SegWitやLightning Networkといった、チェーンの外に一部の情報を逃がしたり、別のチェーン(オフチェーン)に情報を移すことにより、オンチェーン(本来のチェーン)に記録される取引の情報量を節約する技術のこと

BitcoinCashは"真の決済用通貨"を目指している!2018年は注目!

ビットコインキャッシュ

BitcoinCashは、「Cash」の名の通り、いま我々が日常で使っている現金やクレジットカードといった決済を、不自由なく、かつより便利に使えるような、真の決済用通貨を目指しています。

 

当初はBitcoinも、トラストレスで手数料も安く、誰にも縛られない次世代の通貨を作ることを目的としていました。

 

しかし、最近の送金詰まりや手数料高騰により、決済用通貨として使うには不自由な点が目立ってきています。

 

これにより、Bitcoinは通貨ではなく、金や銀のような”資産”として捉え直されてきている状況です。

 

BitcoinCashは、本当に使える決済用通貨として当時のBitcoinの理念を体現すべく、ビッグブロックによる解決を図ろうとしているわけですね。

Bitcoinの手数料高騰も落ち着いているが…?

ただし、一時は高騰していたBitcoinの手数料も、現在は落ち着きを見せ、特に問題なく送金できるようになってきています。

 

Bitcoinの開発陣も、SegWitやLightning Networkといった複層レイヤーの技術を開発しているため、今後BitcoinとBitcoinCashの関係がどうなっていくかは、予想が難しい状況です。

 

 

 ビットコインの欠点

複層レイヤーを採用するには技術的なハードルが依然として高く、重大なバグが潜んでいる可能性があること

 

 

加えて、決済用通貨が普及するかどうかは、通貨にどのような技術が使われているかという面も重要ですが、その通貨を使ってもらえるように各所に働きかける政治力もまた、同じくらい重要な要素です。

 

後述しますが、BitcoinCashも、続々と日々の生活の中で使えるようになってきています。

 

したがって、「Lightning Networkがすごい」「ビッグブロックの方が良い」という技術面の話題だけではなく、実際にどんな場面で使われている(使えるようになる)のか、という点にも目を向けていくことが重要です。

Bitcoincash|BCHの現在の相場チャートと時価総額とは?

では、BitcoinCash(BCH)の相場チャートや現在の時価総額ランキングについて見ていきましょう。

 

今現在の価格はいくらなのでしょうか。

リアルタイムで見るBCHの現在のドルレートと価格推移

以下が、現在のBCHのドルレートと価格推移です。

 


 

BCHの現在の時価総額ランキングは何位?

RANKの欄が現在のBCHの時価総額ランキングとなります。

 

ご覧の通り常にビットコインキャッシュは上位5位に入っており人気のある通貨になります。

ビットコインキャッシュの最新ニュースから分かる将来性!今後の動向は?

BitcoinCashは、その利便性から、様々な研究や開発が活発に行われており、BCHを基軸にした取引所や、BCH決済を導入するお店や企業が増えてきています。

 

最新ニュースによって今後の動向や価格推移が予想できることもあるので、いくつか重要なものをチェックしていきましょう。

MicrosoftがBCH決済を導入

IT企業の超大手であるMicroSoftが、決済サービスのBitPay経由でBCHでの決済を導入しました。

 

 

世界的IT企業のサービス上でBCH決済が利用できるようになったことで、今後続々とBCH決済を採用する企業が増えることが期待されます。

BitcoinCashを用いたサービスが相次いでローンチ

上記の決済サービス以外にも、BitcoinCashを用いた様々なサービスがローンチされています。

 

例えば、HandCashは、NFCを用いて個人間送金を即座に行うことができます。

 

 

こちらは日本で使えるAndroidアプリのベータ版がリリースされており、テストネット上で使用感をテストすることができるようになっています。

 

また、CoinTextは、SMSのテキストメッセージを利用してBCHを送金したり、口座の残高を確認したりすることができます。

 

 

日本ではあまりSMSが利用されていませんが、インターネット網の整備が進んでいない国ではSMSが主な手段となっているため、世界的なBCHの普及を後押しするサービスと言えそうです。

 

このように、BCHを利用できる様々なサービスが出てきており、BCHの実需拡大に期待が持てます

 

BitcoinCashの国際会議が開催される

BitcoinCashの国際会議「SATOSHI's VISION CONFERENCE」が3月23日〜25日、東京で開催されました。

 

詳しくはコチラ>https://satoshisvisionconference.com/agenda.html

 

世界中からBitcoinCashの研究・開発に携わる人々が集まり、様々な意見交換が行われた模様です。

 

概要を見ると、

 

・即時決済を可能にするゼロ・トランザクション認証
・超ビッグブロック(テラバイト・ブロック)の実現方法
・スマホで利用可能なBCH決済アプリの開発
・BitcoinCash普及のためのマーケティング方法

 

……など、技術的分野から実際の運用や普及方法まで、多岐にわたっています。

 

これだけの規模で意見交換が行われているのは、各所での研究・開発が活発に行われていることの証拠であり、今後のBitcoinCashの見通しが明るくなりますね。

5月15日にハードフォークしてブロックサイズが32MBに!

ビットコインキャッシュを開発しているBitcoin ABCの開発者であるAmaury Séchet氏が5月15日にビットコインキャッシュがハードフォークして、ブロックサイズが32MBまで大きなると発表しました。

 

32MBになることによって、より大量の取引を処理できるようになります。

 

また、このアップデートによって資産を表すトークンや、スマートコントラクトを実現できる「イーサリアムのような特徴」も導入されます。

BitcoinCashの最新のニュースはTwitterやredditが早い!

これ以外にBitcoinCashの最新ニュースを取得するには、BitcoinCashのニュースをツイートしているTwitterやBitcoinCashのredditを参照すると良いでしょう。

 

reddit: https://www.reddit.com/r/Bitcoincash/

 

BCHの購入方法は?オススメの取引所をご紹介

BCHは日本国内取引所ではbitFlyer、Zaif、GMOコイン、bitbank、DMM bitcoinなどがあります。

 

その中でもおすすめなのはbitbank(ビットバンク)です。

 

日本一のビットコインキャッシュ取引量を誇っており、取引手数料も無料キャンペーン中です。

 

無料登録して、日本円を入金すればすぐにビットコインキャッシュを売買することができます。

 

btc建てでトレードするなら海外取引所binanceがおすすめ

中には、海外の取引所でビットコイン建てで売買したい方もいるでしょう。

 

海外取引所で1番オススメなのは、Binance(バイナンス)です。

 

バイナンスの特徴は、高い流動性があり手数料も安い点です。

 

Binance公式サイトはこちら

仮想通貨BCHの仕組みから買い方までのまとめ

BitcoinCashはBitcoinからのハードフォークで分岐したフォークコインです。

 

Bitcoinとの最大の違いは、ブロックサイズがBitcoinの8倍である8MBに拡張されていることです。

 

これにより、将来的に取引量が増大しても、送金詰まりを防ぎ、手数料を安く維持することができると期待されています。

 

その期待の表れか、BCH決済の導入や、BCHを簡単に利用できるアプリやサービスの開発、今後トランザクションが増大した際の対策研究などが活発に行われています。

 

Bitcoinに代わり、仮想通貨における中心的存在となっていくことができるのか、今後1番と言っていいほど注目の通貨になります。

 

なので、今のうちに少しでもbchを持っておくといいのではないでしょうか?

 

取引手数料が無料であるビットバンクを今すぐ口座開設をして高騰する前に準備しましょう。

 

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最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

 

ぜひ、他の気になる記事もご覧になってみてくださいね。

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