リップルのプラットフォーム『xCurrent』を徹底解説

リップルは資金決済やブロックチェーンを利用した送金利用におけるマーケットリーダーとしてその地位を確立してきました。

 

リップル社のCEOは毎週規模で、銀行やその他の金融機関にリップル社が提供するプラットフォームの導入を勧めていると発表しています。

 

銀行やその他の金融機関にとって、動プラットフォームのスピードやコストパフォーマンスそしてスケーラビリティーは魅力的であり、なおかつ革新的なものであることには間違いがありません。

 

あまり多くには知られていませんが、実はリップル社が提供するプラットフォームは複数の種類に分別されており、それぞれの金融機関にとって最適なプラットフォームが提供されています。

 

プラットフォームは、利用している企業の規模やニーズ、そしてXRPを将来的に導入する意思があるかないかによって大きく変わってくるといいます。

 

xCurrentは、リップル社が提供するプラットフォームの中でも世界的なトランザクションを目的としている企業にとって適しているプロダクトです。

 

以下ではxCurrentに関わる機能を4つの部分に分解して説明していきます。

xCurrentの4つの大きな機能

リップル(ripple)のxCurrentのしくみを解説します

xCurrentのプラットフォーム上では、4つの大きな機能が暗号化され、お互いに働きあうことによりそのプラットフォームとしての価値を生み出しています。

 

  1. Messenger (メッセンジャー)
    Messenger(メッセンジャー)は、リップルネットワークを利用している銀行間でコミュニケーションをとるために導入されているAPIの一種です。トランザクションにおける受け取り側と支払い側の情報(支払い内容や、送金予定時刻、そして為替レートなど)を収集する機能を持ちます。この機能を用いることにより、トランザクションに際して、何かミスがあった際に簡単に振り返ることができ、またお互いにとって信頼性の高いものとなります。さらに、メッセンジャーはトランザクション完了後に、そのトランザクションに関わった全てのクライアントに対して同時に通知を送る機能も兼ね備えています。
  2. Validator(バリデーター)
    Validator(バリデーター)では、暗号トランザクションにおける取引の成功、失敗の確認を行うことが出来ます、バリデーターを用いることによって、資金の移動調整を行ったり、またトランザクションに関わる全ての人物のリスクを軽減することにもつながります。バリデーターは、暗号取引が無事に行われているのか確認できる唯一のソースであると言えるでしょう。
  3. InterLedger Protocol (ILP)
    InterLedger Protocol (ILP)はトランザクションにおける、資金の移動を追跡することができる機能を持っています。ILPを用いることにより、2銀行間また複数の銀行間での資金移動を短時間で可能にすることが出来ます。
  4.  FX Ticker
    リップルのプラットフォームはそもそも、国際間での送金を想定しているため、それに伴う為替レートの情報が必須となってきます。FX Tickerはトランザクションを短時間で行うために、双方間における為替レートを瞬時に導き出し、トランザクションを最適化させることが出来ます。

 

xCurrentの仕組み

ある特定のユーザーがトランザクションを開始するとき、最初にトランザクションに必要な情報にアクセスしたうえで、xCurrentを用いる必要があります。

この作業は、コミュニケーションを行うためのメッセンジャーを用いることで遂行されます。

 

そしてその後は、バリデーションチェックと呼べれるコンプライアンスチェックと送金先のアカウントチェックをバリデーターを用いて行います。

 

このチェック作業は、暗号取引を行う上では間違いを起こさないためには非常に重要なステップであると言えるでしょう。

 

リップルネットワークでは、リップルが提供しているプラットフォームに参加しているユーザーが台帳を共有できる様な暗号化されたアルゴリズムを所持しています。

 

そこにはILPアルゴリズムが用いられており、暗号化された上で取引を行う上で最適な手段であると言えるでしょう。

 

ILPによって認証された後、暗号状態のまま、そのトランザクションは実行されお互いの資金が移動する仕組みとなっています。

 

ちなみに、この決済は基本的にはその場で同時に実行されるため、いずれの参加ユーザーにも決済リスクがありません。

 

トランザクションの結果は成功か失敗かどちらかなので、資金がどこにいったのかわからない状態には決してなり得ません。

 

そして、一度トランザクションが完了したらトランザクションに関わった全てのユーザーに対してメッセンジャーを通して通知が行くように設定されています。

 

xCurrentは既に銀行業の間では一般的になってきており、SWIFT手数料の排除や口座に対する最低必要資金、そしてカウンターパーティーリスクをより減少させることが、今後期待されています。

 

xCurrentは国際的な資金決済や送金のスピードを高めるとともに、それに応じた資金の追跡を可能にした新しい形の国際的資金決済プラットフォームであるといえます。

 

Breaking Down Ripple’s Products: xCurrent

Posted on March 26, 2018

考察:リップル社の今後の展開

リップル社は仮想通貨市場の成長と共に、リップルネットワークのプラットフォームの提携先を増やしてきました。

 

現在リップルのプラットフォームは、複数の世界的国際送金サービスを行っている企業に対してテスト導入が開始されています。

 

例えば国際送金サービスを提供しているMoneyGram(マネーグラム)はいち早くリップルネットワークの導入を開始しました。

 

そして2018年の現在では、中国の送金サービス会社Lian Lian International社、日本ではSBIホールディングス、そしてスペインのサンタンデール銀行と提携を行い、リップルネットワークの導入を進めています。

 


リップル社のCTOであるステファン・トーマス氏はあるイベントで以下の様な発言を行っています。

 

海外送金の12%が失敗している。宛先や名前など間違いがあれば届かないし、電話でやり取りすると間違いは多くなる。数日かかる海外送金でこれだけ失敗率が高いために、ある銀行でプレゼンしたとき、『リアルタイムで残高が分かるだって?』と驚かれた。そこの銀行では、PDFを電子メールして集計するという手作業で残高を計算していた。

 

この様に世界的に『ペイメント』の遅さや非正確さが露呈している中で、リップルが提供するリップルネットワークは革新的なものであるといえます。

 

上記でも述べた通り、マネーグラムなど新しい形で金融ビジネスを行っている企業はリップルネットワークを大いに活用し始め、既存のいわゆる『銀行』が抱えてる問題を解決しようと試みています。

 

もちろん、世界の伝統的な銀行が何も対策を講じていないわけではなく、それぞれが個別の手段や研究を通じて『ペイメント』に関わる諸問題を解決しようとしています。

 

その中で、リップルのプラットフォームがその手段の一つとして考えられていることは間違いないでしょう。

 

仮にマネーグラムや、リップルネットワークを取り入れるのではないかと噂されているペイパルなどがリップルのプラットフォームを本格採用し、XRPを用い始めた時、既存の伝統的な銀行がどの様に動くのか、非常に私たちにとっては注目です。(もちろん、リップルは企業としてそこをゴールとして目指していることは明らかです。)

 

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