
多数ある仮想通貨の中で CND (シンディケーター)という仮想通貨が注目を集めています。
Cindicator|CNDは一体どのような特徴をもったプロジェクトなのでしょうか?
今回はCindicatorの「仕組みや技術」「時価総額や現在の価格」「どの取引所で売買できるのか」などについて詳しく解説していきます。
ぜひ、最後までお読み頂きCindicatorについて詳しく知っていただきたいと思います。
本記事の内容
Cindicator|CND(シンディケーター)とは何か?初心者でも簡単に分かる概要
Cindicator(シンディケーター)は大勢のアナリストから集めた予測分析データを、AI(人工知能)が処理し、金融市場を予測するというプロジェクトです。
人工知能と人の知能の両方を用いて合理的な予測をくだすことを目的とし、ハイブリッドインテリジェンスの構築 というテーマを掲げています。
Cindicatorの特徴や仕組みについて解説する前に、CNDの概要をまずは簡単に解説したいと思います。
Cindicator(シンディケーター) CND入門まとめ|マネピwiki
通貨の名前 | Cindicator(シンディケーター) |
通貨単位 | CND |
発行上限枚数 | 20億CND |
取り扱い国内取引所 | なし |
取り扱い国外取引所 | Binance、HitBTC、Mercatox |
開発組織 | CINDICATOR LTD. |
開発者 | Yuri Lobyntsv 他 |
公式サイト | https://cindicator.com/ |
ホワイトペーパー | https://cindicator.com/Cindicator_WhitePaper_en.pdf |
Cindicator(シンディケーター)|CNDの特徴とは?仕組みや技術ついて解説
2015年にCindicatorを立ち上げたのは、Vote, Inc.というフィンテックカンパニーで、数学やデータサイエンス、金融のバックグラウンドを持つメンバーで構成されています。
2017年に実施されたICO(イニシャルコインオファリング)では約16億円を集めました。
投資家の関心を集めた理由やプロジェクトの特徴、CNDトークンの使い道について解説します。
ハイブリッドインテリジェンスによる未来予測とは?メリットを解説
Cindicatorは、機械学習によって強化されたAI(人工知能)と、アナリスト(人間)による分析を組み合わせることで、金融市場(為替市場、株式市場、仮想通貨市場など)の動向を予測するプラットフォームです。
投資家にとってのメリット
Cindicatorのトークンを保有すると、ハイブリッドインテリジェンスに基づく分析結果や指標にアクセスすることができます。
変化の激しい市場環境において、投資家は効果的で合理的な投資判断と資産管理が可能となります。
アナリストにとってのメリット
Cindicatorプラットフォーム上の質問に対し、自身の分析予測結果をもとに解答した答えが結果として正しければ、報酬を得られます。
アナリストは ”予測技術をマネタイズ” ができるというわけです。
アナリストは毎月ランク付けされ、上位のアナリストには特別報酬が与えられます。
ちなみに、アナリストとして予測に参加するには特に資格が要るわけではなく、プロでも素人でも参加できます!
予測のしくみ
アナリストの予測を集めてからAIが計算し予測を出すまでの流れを簡単に説明します。
Step1) Cindicatorのモバイルアプリ上で金融市場予測の質問が表示されます。
Step2) 予測参加者(アナリスト)は日々供される様々な質問に回答します。
質問は、金融資産の価格、マクロ経済指標、市場にインパクトを与える様々なイベントに関するものです。
Step3) 質問への回答が回収。アナリストの予測を通じて蓄積された統計情報にもとづいて、AIが機械学習アルゴリズムを使って正確な予測を作り出します。
CNDトークンとは?特徴や使いみちについて。手に入れるにはどうするの?
CNDはERC20に準拠したトークンです。
ICO時に全量発行済みなのでマイニングで増えることはありません。
CNDのホルダーは、Cindicatorが提供するサービスを CNDトークンの保有高に応じて利用 できます。
ICOで調達した16億円のうち20%はHybrid Intelligence Portfolioに投資し、その利益でCNDを市場から買い戻し、Cindicatorへの貢献度の高いユーザーに報酬として配布する、ということです。
CNDトークンを入手する方法
Cindicatorによる指標や予測にアクセスするためにはCNDトークンを持っていないといけません。
しかし、クラウドセールでトークンの配布は終わっているので追加発行はなし!
ということで手に入れる方法は次の2つです。
1.アナリストとして予測に参加して報酬としてCNDを手に入れる
2.Binanceなどの取引所で CND/BTCやCND/ETH のペアで取引をして入手
簡単なのは2つ目の方法、”取引所で入手!” ですね。
実際に使ってみた!Cindicatorが提供する投資家に便利なサービス3つを解説
Cindicatorのサービス、プロダクトについてご説明します。
現在利用可能なプロダクトはつぎの3つです。
・Collective Intelligence Platform
・Cindicator bot
・Cryptometer bot 2.0
3つのサービスについてご説明します。
Collective Intelligence Platform
2017年12月にベータ版がリリースされたプラットフォームです。
いくつもの簡単な質問に対するアナリストの答えを収集して、金融市場の予測につなげます。
メアドと名前、国名を入力してアカウントを開設すると、金融市場に関するいろいろな質問に回答することができます。
実際に登録してアクセスしたところ、次のような様々な質問がありました。
- 為替レートについて
「2月21日UTC7:00PM時点でEUR/USDレートは$1.23230ですが、2月22日UTC7:00 AMまでの最高値と最安値がどうなると予測しますか?」
- 仮想通貨の価格について
「ETHのBitfinexでの2月21日UTC9:00PM時点の価格は$823.05ですが、2月22日12:01AMから2月28日11:59PMまでの最高値と最安値がどうなると予測しますか?」
- 市場にインパクトを与える政策について
「仮想通貨で納税を可能とする法案がアリゾナ州の上院で可決し下院に送られました。2018年中に米国の他の州で同様の法案を可決すると思いますか?」
これらは一例にすぎませんが、仮想通貨業界に限らず、金融市場全般や政策についての質問にどんどん答えることができます。
Cindicator bot
ハイブリッドインテリジェンスを活用してプラットフォームで収集したデータをもとに、株式や為替、仮想通貨などの金融資産のマーケットを予測、分析するしくみです。
予測や分析結果、指標はTelegramで配信されますので、投資判断に役立てることができます。
Cindicator botを使うにはCNDトークンを時保有している必要があります。
保有高に応じてアクセスできる情報に差がありますので、一部、仮想通貨に関する情報とアクセス権を抜粋します。
ランク | CDN保有高 | 特定の通貨の価格指標 | レジスタンスレベル指標 | ICOランキング |
Beginner | 5,000CDN~ | 〇 | - | - |
Explorer | 30,000CDN~ | 〇 | 〇 | - |
Trader | 200,000CDN~ | 〇 | 〇 | 〇 |
Expert | 700,000CDN~ | 〇 | 〇 | 〇 |
Cryptometer bot 2.0
複数の仮想通貨取引所をウォッチし、価格変動の初期サインを検知、ユーザーにリアルタイムで価格の動きをお知らせするしくみです。
取引所間の価格差を利用したアービトラージ(裁定取引)の判断に活用できます。
いわゆるVIP待遇のようなサービスで、利用には100万CNDの保有が必要です。
●対応取引所
Poloniex, Kraken, Okcoin, Gemini, Bitstamp, Bittrex, Bitfinex, GDAX, Binance, BTCC
●対応通貨
BTC, ETH, LTC, NEO, XRP, XMR, DASH, BCH (すべて対 USD もしくは USDT)
Android/iOSアプリが公開済み
Cindicatorのモバイルアプリがリリースされています。
わたしも使ってみましたが、アプリだと気軽に質問に回答できるので簡単に質問に参加できます。
気になるかたはダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
・Androidアプリはこちらから
・iOSアプリはこちらから
Cindicator(シンディケーター)の仕組みや特徴を動画で理解しよう!
Cindicatorについて特徴や仕組みを解説してきましたが、それを踏まえて公式サイトに掲載されている動画を視聴してみてはいかがでしょうか。
動画だけをみると「壮大だけどなんだかよくわからない」というのが正直な印象ですが、Cindicatorの仕組みを知ってから観ると、世界観が理解できるかもしれません。
CND(シンディケーター)の現在の相場チャートと時価総額とは?
CNDの現在の相場チャートや、時価総額についてご紹介していきます。
リアルタイムで見るCND(シンディケーター)の現在のドルレートと価格推移
現在のCNDの対BTCレートと価格推移は以下のようになっています。
CND(シンディケーター)の現在の時価総額ランキングは何位?
以下のRANK欄にある数字が現在の時価総額の順位です。
Cindicatorの最新ニュースから分かる将来性!今後の動向は?
Cindiatorの公式サイトや公式コミュニティの最新ニュースから、今後の動向や将来性について解説していきます。
Cindicatorのロードマップ|2018年版
公式ブログによると、2018年は予測市場での世界的なシェア拡大を目指すとのことです。
こまかくみていきます。
世界的なマーケティング戦略の実行
投資ファンドやプロの投資家に対してCindicatorのハイブリッドインテリジェンスを活用してもらうことでCindicatorの知名度が高まり、登録アナリストの数も増える、ことを狙っています。
世界中から多くのアナリストが参加すればするほど、蓄積されるデータが増え、新たな指標を生成、提供できるので、予測市場でのプレゼンスが高まります。
実現に向けて、オンラインマーケティングを強化し、ブロガーやオピニオンリーダーとの協力体制が挙げられています。
分析プロダクトの充実
ユーザビリティを高めるため、CNDホルダーに提供するプロダクトを充実していくそうです。
具体的には・・・
・分析対象アセットの拡大
・ICO分析のさらなる深堀り
・仮想通貨市場のロボアドバイザー
・アービトラージやその他の自取引戦略を自動実行するトレーディングボット
など、楽しみなプランが盛り込まれています。
Cindicatorの最新のニュースはTwitterやredditが早い!
最新情報はTwitterにマメに投稿されています。
フォローして重要な情報を見逃さないようにしましょう。
Redditでは意見交換や質疑応答が活発に行われています。
疑問点もここで解決するかもしれませんね!
CindicatorのRedditはこちらです。
CND(シンディケーター)の購入方法は?オススメの取引所をご紹介
CND(シンディケーター)は日本の取引所はなく、購入できるところは海外のBinance, HitBTCなどになります。
その中でも取引高が高いおすすめの取引所はBinanceです。
日本国内の取引所で扱っている所はありません。
なので、まずは国内の取引所で「BTC」「ETH」のいずれかで購入します。
その後、Binanceに送金してCND/BTCもしくはCND/ETH のペアで売買することができます。
まだ日本国内の取引所の口座を持っていない方にオススメの取引所はセキュリティも高いbitFlyerです。
仮想通貨CND| Cindicatorの仕組みから買い方までのまとめ
Cindicatorは、実際にプラットフォームが稼働しており、アプリもリリース済みという、仮想通貨では数少ない実体のあるプロジェクトです。
データの源となるアナリストの参加意欲を高めるための報酬体系も日々整えられています。
現在参加アナリストは約80,000人ですが、順調に参加者が増えてデータの蓄積が増えると、分析の信頼性が高まります。
ロードマップにあるように、プロユースにも広がるとプロジェクトの価値もあがりそうですね。
情報発信もマメなので動向に注目しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
bitbank(ビットバンク)
取扱通貨 | ビットコイン
イーサリアム ビットコインキャッシュ ライトコイン モナ リップル |
取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・二段階認証有り
・コールドウォレット対応 ・マルチシグ対応 |
使いやすさ | 初心者でも簡単(アプリ無し) |
通貨の購入方法 | 取引所のみ(ビットコイン以外も安く購入できる) |
取引所の出来高 | 取引高が高く安定して取引できる |
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通貨の購入方法 | 取引所のみ |
取引所の出来高 | 取引高が少な目 |