
2018年5月14日のmediumの記事より、 かつてリップルのCTOであったCoilの創設者ステファン・トーマス(@justmoon)のブロクを翻訳させていただきました。
さまざまなマイクロペイメントアプリケーションにXRPとInterledger Protocol(ILP)を使用して、新たなWeb決済の仕組みでサービスを提供するベンチャー会社
Coilの新サービスとは具体的にどのようなものなのでしょうか?
このニュースにおいて述べられていることについて見ていきましょう。
Coil:Webで新しいビジネスモデルを構築する
トップの投稿者に支払う方法を必死で見つけ出そうとしている美しいブログサイト、Mediumであなたはこの記事のすべてを読んでいます。
この問題は新しいものではありません。
Ethan Zuckermanがインターネットの「原罪」と呼んだのは、Web上では広告、ペイウォール(有料サイトへの壁)、またはユーザーデータの販売などのような回避策の外でお金を稼ぐ明瞭な方法がないという事実に基づきます。
ブラウザの広告のクロールが遅れたため、ウェブサイトを読み込むのを諦めたことがありますか?
あなたはペイウォールのためにニュース記事を読むことができなかったことがありますか?
ますます、インターネットはそのような行き詰まり状態となってしまい、ただただ悪化するばかりとなっております。
同時に私たちは、まれにしか関心を持つことのない最高入札者に注意を払うという結果を考え始めています。
これは、アトランティックという雑誌のサイエントロジーに関する「記事体広告」のような少し困惑させるものから、民主選挙における外国の影響などを深く掘り下げたものまであります。
ティム・クックの「無料」サービスに関する先見的な見解を思い起こす人もいるかもしれません。
あなたは顧客ではなく、製品です
何十年もの間、人々は、壊れた状態で広告収入により運営しているウェブから、私たちを遠ざけるようなコンテンツ制作者をサポートするためのマイクロペイメントの可能性について議論してきました。
コンテンツを束にしてサブスクリプションサービスを作成している人もいます。
しかしマイクロペイメントとサブスクリプションは、閉じられたシステムとして常に構築されてきましたが、Web上の膨大な種類のコンテンツをとらえることができません。
ウェブ経済のリファクタリング
キュレーター、サブスクリプションサービス、コンテンツクリエイター、そしてユーザーの間で、ウェブ上のすべての人が互いに補い合ってサポートすることが容易なオープンなマーケットが必要です。
2010年にBitcoinコミュニティに参加してから2012年にRippleに参加して以来、私の野望は、通貨が情報と同じくらい摩擦なく動く世界を構築することでした。
私はますますレールを構築するだけでは不十分であることを認識しています。
この技術が可能にさせるまったく新しい産業があり、重要な要素は、これらの新しいツールが何をすることができるかを示すことによって人々に影響を与えることです。
広告とサイトごとのサブスクリプションモデル以外の第3の選択肢を提供するオープンプロトコルを想像してみてください。
広告サポートモデルがまだ支配的な理由の1つは、支払い技術がまだ準備されていないためです。
それぞれの支払いは現在、それを認可するために複数のステップを必要とします。
私たちは、Microsoft、Google、Mozillaなどと協力して、何十億ものiOSとAndroidデバイスに向けて公開されているW3C Web Payments Request APIを作成しましたが、もっとそれ以上のことができます。
XRPとInterledger というRippleにおいて私たちが構築するのを手助けしたテクノロジーにより、1秒当たり何兆ものトランザクションを中央機関の存在なしの状態で処理することができます。
今日の広告収入で運営するウェブの代割の方法を提供する手段としてこれらのツールを適用することができたらどうでしょうか?
広告とサイトごとのサブスクリプションモデル以外の第3の選択肢を提供するオープンプロトコルを想像してみてください。
私たちは、今日の独占より全体的に大きく、より多様かつ分散しているウェブ産業へと成長させる大きなチャンスがあると私たちは考えています。
1つの小さなステップ...
そのため、リップルのCTO(最高技術責任者)を辞退して、Coilと呼ばれる新しい会社を立ち上げる予定です。
CoilはInterledgerを使用して、Webサイトを、アプリやコンテンツにとってすべての人の貢献に報酬を与えられるような、より活気あふれる市場にします。
私たちはサンフランシスコを拠点とし、このビジョンを何年も構想し、サポートしている驚くべき2人、クリス・ラーセンとエヴァン・シュワルツは役員メンバーとして参加し、この旅路にて私たちを案内します。
Coilの最初の製品は、消費者がクリエイターをサポートし、過去のペイウォールを吹き飛ばし、広告を少なくし、追加の機能やコンテンツをアンロックすることを可能にする、定額制料金サブスクリプションサービスになります。
さらに別の独自のプラットフォームを構築する代わりに、CoilはInterledgerを使用して、どのくらいブラウザがWebサイトに支払うかの新しい基準であるWeb Monetizationを使用して、どのWebサイトにも支払う最初の企業となります。
クリエイターを直接サポートできることに対してにユーザーがどのように反応し、またクリエイターがさらなる機能やコンテンツを使って、どのようにユーザーへと報酬するかを確認することが私たちの楽しみであります。
まだ開始日はありませんが、すぐに何らかの情報が分かるでしょう。
我々は幸運にも、自分自身と並行してリード投資家であるリップルによる強力な財務的および技術的支援を持っております。
これにより、Coilへと、より健全なインターネットをキックスタートさせるために必要なものがすべて提供されます。
詳細を知りたい場合は、coil.comにてサインアップしてください。
ステファン・トーマス
かつてリップルのCTOであったCoilの創設者
Coil: Building a New Business Model for the Web
Stefan Thomas May 14
考察:Coilによるウェブ決済方法の改善
Coilは、リップルの元CTO(最高技術責任者)であるStefan Thomasによって作られた会社であります。
そしてCoilは、XRPとInterledgerの、1秒当たりに何兆ものトランザクションを中央機関の存在なしの状態で処理することができるという仕組みをWeb決済に応用して、かつての広告、ペイウォール(有料サイトへの壁)、またはユーザーデータの販売などの、第3者の依存度の高い不透明な方法を改善します。
そして、ユーザーとクリエーターの関係がより直接的になるのを目指します。
新しいWeb決済方法として、Coilの方法が使われ、広まるようになれば、XRPの流通量が増え、XRPの価値が上がる可能性はあると考えられます。
また、Xpringとの相乗効果でCoilのサービスが普及していく可能性もあると考えられますね。
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取扱通貨 | ビットコイン
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取扱通貨 | ビットコイン
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取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・二段階認証有り
・コールドウォレット対応 ・マルチシグ対応 |
使いやすさ | ウェブもアプリも使いやすい |
通貨の購入方法 | 販売所のみ |
取引所の出来高 | 取引高が高く安定して取引できる |
BITPoint(ビットポイント)
取扱通貨 | ビットコイン
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取引所の出来高 | 取引高が少な目 |