
仮想通貨の市場が停滞し続けている中で、個人投資家としての収入では足りないと感じ始めているなら、今が新たな仮想通貨分野における収入源を見つけるタイミングなのかもしれません。
昨年の様な市場が上向きで好調ならば、誰でも利益を作ることが出来ていました。
しかし、現状の市場はその時とはすでに状況が変わり始め、投機的に仮想通貨に関わるだけではそこから利益を生み出すことが難しくなってきました。
だからとはいえ、ICOへの初期投資や、アルトコインでの利益が出ずらくなったからと言ってせっかく関わりを持った仮想通貨に一切かかわらなくなることがあれば、それこそもったいないといえます。
投機家として仮想通貨に洗練された知識を持っている私たちが、この幅広く募集されている仮想通貨の世界に当事者として参加する時が来たと見ることもできます。
そして、知識さえあれば何ら資格などが必要ないというのも一つの仮想通貨ビジネスならではのメリットであると言えるでしょう。
仮想通貨のゴールドラッシュは始まったばかりだ
1848年、サンフランシスコのマーケットストリーとにて『ゴールドラッシュが始まったぞ』と叫ぶ男が現れ、その彼の名はSam Brannanと言い、手には金が入ったボトルが握られていました。
それからというものの、町中の誰もが男も女も関係なく、金という名の富を求め旅に出発しました。
つまり、彼のたった一言の叫びと発見が、のちのゴールドラッシュへと繋がったといえ、大きな功績であると言えるでしょう。
Sam Brannanは確かに、ゴールドラッシュの始まりを告げた人物でありましたが、そこには自身の利益に繋げるための秘策が秘められていました。
Sam Brannanはゴールドラッシュの到来を街中で宣言する前に、町中の工具店で全てのシャベルを買い占めていました。
これにより、金を採掘するためにはSam Brannanの下で高価なシャベルを購入しなければならず、Sam Brannanは結果的に金ではなくシャベルから大きな富を築くことに成功しました。
このストーリーから、以下の様な有名な格言が生まれています。
In a gold rush, sell shovels. (ゴールドラッシュの時には、ショベルを売るべきだ。)
もうすでに、私たちは1ビットコインが100ドルだったころのチャンスは逃してしまいましたが、仮想通貨ビジネスに関わるタイミングはまだ逃していなく、まさに『いま』がそのタイミングであるといえます。
仮想通貨に関わるビジネスは、開発からマネージャーそして翻訳者など多岐に渡り活躍の場を見つけることが出来ます。
現状の仮想通貨ビジネスは、明らかに人材不足であり、企業側も仮想通貨に対して同じビジョンまた知識を持った人材を欲しています。
また、ほとんどの仮想通貨に関わるビジネスは自宅から関われるものばかりというのもポイントの一つです。
日々のルーティーンから一歩踏み出してみよう
当たり前ですが、仮想通貨にビジネスに関わる為には働ける状態にすることです。
ここでいう働ける状態とは、知識や経験に加えSNSなどで自分自身をアピールすることも含んでいます。
SNS上の紹介文、写真などを改善し、所見でプロフェッショナルさが伝わるようにすることが大事です。
ただ単にビットコインに関する情報をリツイートしたりするのではなく、その情報に対して自身が何か付加価値を付けて発信することも忘れないでください。
そして最後に、仮想通貨に関わるビジネスを探していることが一目でわかるような文をキーワードとして付け加えておきましょう。
仮想通貨の動向が採用担当者が、レジュメを見る時間が無いほど目まぐるしく変化しているとはいえ、あなたが持つスキルをでっち上げて採用されることは起きません。
志望している職種に対して、基本的なスキルがすでに備わっていないと、即その職を失うことになってしまいます。
仮想通貨の市場や企業は、全てがスタートアップであるとはいえ、それら横の繋がりは他の業界と比べても非常に高く強いといえます。
そのため、一度大きな失敗をしてしまえば、その後他の企業で同じ職種につける可能性は低くなるとみていいでしょう。
しかし、逆に一度成功してしまえば、数え切れないほどのジョブオファーが待っていることも事実ではあります。
仮に仮想通貨における実践的な経験が今までないにしても、採用担当者向けにアピールできる方法は多々あります。
例えば、MediumやSteemitなどのメディアで自身の仮想通貨に関係するアイデアや考え方を投稿し、発信することは、大きなアピールポイントとなり企業からもあなたがどの様なビジョンを持っているのか、どの程度の知識量などなのかを理解することが出来ます。
もし、ライティングもコーディングも得意でないのなら、マーケテイングという部門で活躍するチャンスはまだ残されています。
ICOを控えている企業において、Community Manager(コミュニティーマネージャー)はテレグラムやBounty Campaignのマネジメントなど必須の人材ですが、上記の様に文章やコーディングのスキルは求められていません。(もちろんある程度の仮想通貨に関する知識は必要ですが。)
もちろんその様な職種は魅力的ではないかもしれなく、賃金はトークンで支払われるかもしれませんが、全てにおいて第一歩と考えるのがいいでしょう。
その様な立場で3か月間、必死に働けば、ICOが行われる時期には本格的に仮想通貨漬けな事業に囲まれる日々を送れるはずです。
仮想通貨に関わる為のウェブサイト
では、次はどの様に仮想通貨に関わりを持てるチャンスを探し出せるのかについて説明します。
以下のリストは、仮想通貨ビジネスを探し出せるオンライン上のサイト一覧です。
Crypto Jobs List:
Crypto Jobs Listはシンプルな掲示板で、仮想通貨ビジネスに関するマーケテイング、コミュニティーマネジメント、そしてコンテンツライターなどの職種を主に探し出すことが出来ます。
もちろん、プログラマーとしてのテクニカルな職種のチャンスを探すこともできます。
Angel List:
Angel Listは、全般的なジョブオファーを探すことが出来るサイトです。
他サイトと比べ『Cryptocurrency』という枠組みで検索を掛けることが出来るので、一つの強みと言えます。
Peopleperhour:
Peopleperhourは、フリーランスとしてジョブオファーを受けることが出来る、また探すことが出来るサイトです。
多額の手数料がかかるため、あまり好まれて使われていませんが、一度クライアントとプロジェクトを共にさえすれば、その後は直接取引を行うことが出来るため、てすうりょに悩む必要性がありません。
Crypto Freelancing Sites:
Ethlanceの様なブロックチェーンに直接携わるサイトの更新頻度は低い傾向にありますが、必ずブロックチェーンや仮想通貨に関わるジョブオファーを探せるため、一度覗いてみるのも一つの手段でしょう。
他にはMoneo、Hire Match、そしてBlocklancerなどが挙げられ、学生に特化したBitjobなどのサイトもあります。
ICO Websites:
ICO Trackerというサービスを使えば、ICOが行われる日程を把握することが出来るため、それに応じてICO企業に関わっていくということも手段の一つとしてあり得ます。
ICOを控えている企業は、トークンの配布をし終わっていることがほとんどなため、資金的に人を雇える可能性が高いという点も着目すべき点でしょう。
Linkedin:
Linkedinを用いれば、スキルや経験が一目瞭然なため企業の目に留まる可能性が大いに高まります。
プラットフォーム上では、積極的に仮想通貨のプロフェッショナルやブロックチェーンに関わるグルーぷに所属することにより、最新の情報を常に手に入れることが出来ます。
私たちが生きている現代は、学ぶ意欲さえあればインターネットを通じていつでも、いくらでも学ぶことが出来る特権が与えられている時代に生きています。
質の高い記事やYoutubeでの動画視聴などを通じて、興味のある分野を集中的に研究し情報を集めることが今の時代に求められているスキルであるとも言えます。
そして、その『スキル』をアウトプットできる設備もすでに上記で挙げたフリーランスのサイトなどで整っています。
仮想通貨が何を達成できるかではなく、実際に仮想通貨で何を達成することが出来るのかを改めて自分自身に問い直すことが大事です。
How to Get a Cryptocurrency Job
Kai Sedgwick, March 27, 2018
考察:仮想通貨・ブロックチェーン業界の今後
2017年の仮想通貨・ブロックチェーン業界は、どちらかと言えば技術に注目が集まったというよりも投機の対象として市場が盛り上がりを見せたというのが事実であると言えるでしょう。
それに反して2018年は、一つ一つの技術における開発状況、一つ一つのプロジェクトが何を成し遂げようとしているのかが株式の様に冷静に分析されるケースが増えてきていると見ることができます。
それに応じて、市場は冷え込んでいると見ることが出来ますが、今後の市場の安定性という面を考えれば、プラスの傾向であると言えるでしょう。
しかし、仮にブロックチェーン業界が技術的に失敗を繰り返してしまった場合、将来的な市場の回復は難しいといえ、そのターニングポイントとなるのも今年2018年なのかもしれません。
既にいくつものプロジェクトが始動しており、どのプロジェクトも素晴らしいビジョンを掲げ日々開発を続けています。
私たちはそれらのプロジェクトが完遂することを前提として、ICOや仮想通貨取引所での売買を行っていますが、未だ完全に完成したプロジェクトというものは実際存在していません。
2018年、市場価値においてトップ20の中の通貨一つでも実践的に使用できる状態のプロダクトが完成されることが望まれ、それはその通貨だけではなく認知度いう面でブロックチェーン業界に影響を与えることが出来るため、非常に重要な通過点であるといえます。
ブロックチェーン業界また仮想通貨市場のためにも、2018年は大事な1年になりそうと予期できる中、私たちが実際に運営側として参画するタイミングが訪れていると言えるのかもしれません。
bitbank(ビットバンク)
取扱通貨 | ビットコイン
イーサリアム ビットコインキャッシュ ライトコイン モナ リップル |
取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・二段階認証有り
・コールドウォレット対応 ・マルチシグ対応 |
使いやすさ | 初心者でも簡単(アプリ無し) |
通貨の購入方法 | 取引所のみ(ビットコイン以外も安く購入できる) |
取引所の出来高 | 取引高が高く安定して取引できる |
GMOコイン
取扱通貨 | ビットコイン
イーサリアム ビットコインキャッシュ ライトコイン リップル イーサクラシック |
取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・二段階認証有り
・コールドウォレット対応 ・マルチシグ対応 |
使いやすさ | ウェブもアプリも使いやすい |
通貨の購入方法 | 販売所のみ |
取引所の出来高 | 取引高が高く安定して取引できる |
BITPoint(ビットポイント)
取扱通貨 | ビットコイン
イーサリアム ライトコイン ビットコインキャッシュ リップル |
取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・アイ・エス・レーティングによる情報セキュリティ格付け『A』
・コールドウォレットとホットウォレットの利点を組み合わせた自社開発ウォレットで管理 ・マルチシグ対応 |
使いやすさ | ・取引ツールが使いやすい!MT4を導入
・提携銀行が多い |
通貨の購入方法 | 取引所のみ |
取引所の出来高 | 取引高が少な目 |