仮想通貨ゴーレム(Golem) | GNTとは?特徴や将来性、チャートも解説

マネピ@兄
ゴ、ゴーレムってどんな仮想通貨なのでしょうか?

マネー博士X

ゴーレムはよくできたトークンじゃよ。

きみは、自分が使ってないものを人に貸して、お金がもらえたらどうかな?

マネピ@兄

え?普段使ってないものを人に貸せて、しかもお金がもらえるとめちゃ嬉しいです!

エアービーアンドビーみたいなシェアリングエコノミーですよね。

マネー博士X

よく知っておるのぉ。

そうじゃ、結論を言うとGolem(ゴーレム) は使ってないパソコンのCPUを持ってる人と借りたい人とマッチングさせた時に支払うトークンなのじゃ。

要するに、使って眠ってるものを人に貸してお金をもらえるというエコシステムなのじゃ。

マネピ@兄
へぇー、それ僕もパソコン夜は使ってないから人に貸してお金が欲しい!

最近になってGolemという仮想通貨を目にするようになったけど、どんな通貨なんだろう?と思う人も多いのではないでしょうか。

 

日本の取引所には上場していないので、特徴や仕組みについてあまり知らない人も多いかと思います。

 

今回は、

 

  • 仮想通貨Golemの特徴や仕組みとは?

 

  • Golemはどこの取引所で売買することができるのか?

 

  • Golemのニュースや時価総額の順位からわかる今後将来性

 

について詳しく解説していきたいと思います。

 

まずは、Golem(ゴーレム) についてわかりやすく30秒で解説した動画を用意したのでこちらをご覧ください。この動画を見てから内容を読んで頂くと理解しやすいですよ。

 

 

それでは記事の内容をご覧ください。Golemの将来性についてわかりやすく解説いたします。

Golem | GNT(ゴーレム)とは何か?初心者でも簡単に分かる概要

Golemは2016年11月に公開された仮想通貨で、通貨単位はGNTです。

 

ビットコインの運営が始まったのが2009年ということを考えると、比較的新しい仮想通貨だと言えます。

 

ピアツーピア(P2P)でコンピューター同士を繋ぎ、「イーサリアムスマートコントラクト」を利用して、余ったコンピュータの計算能力を取引する分散型プラットフォームです。

 

golemネットワークでつながったユーザーは、自分のPCの余ったメモリやCPUを貸し、その対価としてGNTで報酬を受け取ることができます。

 

借りる側は、パソコンの余ったメモリやCPUの高い処理能力を利用できるようになるので、これまで単体のパソコンでは処理できなかった、スーパーコンピューター並みの高度な計算を実行することができます。

 

GolemはコンピューティングパワーのAirbnb、つまりシェアリングエコノミーを目指しています。

 

Golemの仕組みが導入されると、将来的には一人一人が高スペックのパソコンを保有する必要がなくなると期待されています。

 

まずは簡単にGolemの概要について解説したいと思います。

Golemの入門まとめ |マネピWiki

通貨の名前 Golem(ゴーレム)
通貨単位 GNT
発行上限枚数 1,000,000,000GNT
取り扱い国内取引所 なし
取り扱い国外取引所 Poloniex、Liqui、Bittrex
開発組織 Golem Network
開発者 Julian Zawistowski
公式サイト https://golem.network/
ホワイトペーパー http://golemproject.net/doc/DraftGolemProjectWhitepaper.pdf

 

Golemのスペックをbitcoinと比較

比較項目 Golem bitcoin
総発行枚数 1,000,000,000GNT 21,000,000btc
取引承認システム PoW(Ethereumブロックチェーンに準ずる) PoW
取引承認スピード 約15秒(Ethereumブロックチェーンに準ずる) 10分
ブロックサイズ 可変(Ethereumブロックチェーンに準ずる) 1MB
半減期 - 210,000ブロック毎

 

Golemプロジェクトがクラウドコンピューティング業界に与える影響

現在のクラウドコンピューティング業界は現状、AmazonやGoogle、IBMなどの大きな企業による寡占状態が続いています。

 

寡占状態が続くと、企業の利潤が多くなるように価格を決定し価格が上昇してしまったり、企業同士で競争がなくなることで品質が低下してしまったりすることが危惧されます。

 

これらの問題に対し、Golemの開発が進み、普及することによって、AmazonやGoogleといった大企業による寡占状態が解消される可能性があります。

 

より使い勝手のよいクラウドコンピューティングの仕組みが、現状よりも安価で提供されることを期待したいですね。

Golemの特徴とは?仕組みや技術について解説

それでは、詳しくGolemの特徴や仕組み、使われている技術について解説していきます。

Golemには2種類のユーザーがいる

Golemプラットフォームには2種類のユーザーがいる

 

Golemには「リクエスター」「プロバイター」の2種類のユーザーが存在します。

 

マネー博士X

簡単に言うと、借りる人がいれば貸す人がいると言うことじゃ。

それが、リクエスターとプロパイダーの関係なのじゃ。難しくないじゃろ?

 

「リクエスター」とはGolemのプラットフォームに接続されたコンピューターの能力を利用する立場の人のことを指し、コンピューターの能力を使う代わりにGNTを料金として支払います。

 

逆に「プロバイダー」とは、Golemのプラットフォームにコンピューターの能力を貸す立場の人のことを指し、その対価としてGNTを受け取ることができます。

 

Golemのプラットフォームでは、価格、評判、機械の性能をもとに、リクエスターとプロバイダーをマッチングすることで、コンピュータの能力を提供したり利用する仕組みです。

 

本当に、エアービアンドビーと同じだね。

個人間で貸し借りを行うから理解しやすいね。

 

プライベートデータの使用には不向き

Golemのプラットフォームでは、リクエスターのデータをプロバイダー側も見ることができます。

 

そのため、プライベートのデータ処理で使うと、個人情報が流出してしまう可能性がありますので注意が必要です。

ソフトウェアの公開が可能

Golemのプラットフォームでは、誰でもソフトウェアを公開することができます。

 

プラットフォーム上で公開されたソフトウェアが利用されると、報酬として、開発者はGNTを受け取れるようになっています。

 

ソフトウエアが公開されるまでに、利用する人にとって為になるものなのか、ウイルスが入っていないのかなど、バリデーターによる審査があるので、安全性も確保されています。

イーサリアムネットワーク上に構築されている

Golemはイーサリアムネットワーク上に構築されています。

 

Golemのネットワークは、イーサリアムのプラットフォーム上に構築されています。

 

イーサリアムのプラットフォームが使われている理由は、マイクロペイメント(少額決済)に適しており、小規模な計算からでもコンピューターリソースを貸し借りできるからです。

Golem(GNT)トークンの用途・使い道は?

GNTトークンは、プロバイダー側から提供されているコンピューター能力を使う時に支払う対価として使うことができます。

 

また、Golemネットワークで公開されてるソフトウェアの使用料を支払う際にも使われます。

 

2016年11月のICOでの資金調達時に、GNTトークンは10億枚発行済みなので、追加でマイニングすることはできません。

4年に渡るロードマップ

Golemの4年にわたるロードマップ

 

Golemは非常に壮大なプロジェクトであり、4年にも渡る長期的なロードマップを作成しています。

そのロードマップは

 

  • Brass Golem
  • Clay Golem
  • Stone Golem
  • Iron Golem

 

の4段階に分けられています。

段階1) Brass Golem

ロードマップの初期段階(アルファ)で、現在はこの段階です。

 

コンセプトの実証段階であり正しく計算ができるか、複雑な計算に応用できるかを見ています。

 

具体的にはGUIのレンダリングへの適用をテストしています。

 

参考記事:Golem公式ブログ

 

Brass Golemの開発進捗状況はKanbanで確認できますので興味のあるかたはアクセスしてみてくださいね。

段階2)Clay Golem

Brass Golemでの実証が完了し、Golemが多様的な計算ソリューションになっている予定です。

段階3)Stone Golem

Clay Golemにセキュリティと安全性を付け加え、さらにClay Golemの機能をブラッシュアップしたものが導入される予定です。

段階4)Iron Golem

この段階まで来ると、すべての機能が実装されているので開発者が自由に開発できるようになります。

Golemの仕組みや特徴を動画で理解しよう!

ここでは、詳しくGolemの特徴や仕組み、使われている技術についての動画をご紹介します。

 

英語の動画ではありますが、Golemが作成した動画を一度ご覧になると、理解度も上がるかと思いますので、是非見てみてください。

 

Golemの現在の相場チャートと時価総額とは?

Golemの現在の相場チャートと時価総額を見ていきましょう。

リアルタイムで見るGolemの現在のドルレートと価格推移

現在の対ドルレートは下のとおりです。


Golemの時価総額ランキングは何位?

最新の時価総額のランキングは左のrankの欄に書いてある数字です。

 

 

Golemの最新ニュースから分かる将来性!今後の動向は?

この項目では、Golemチームから発表された最新のニュースをご紹介します。

 

ニュースを事細かにチェックすることで、その仮想通貨の将来性や今後の動向を探ることができます。

新しいBrass Golemの最新バージョンが公開

2018年1月24日にBrass Golemの新しいバーションであるBrass Golem Alpha2 0.11.0がリリースされました。

 

主な新しい機能としてはuPnP(ユニバーサル プラグ アンド プレイ)サポートがあります。

 

uPnPによって、ルーターでサポートされている時にはポートフォワーディングが必要が無くなりました。

 

最新情報)2018年4月10日 Brass Golemのベータ版がメインネットでローンチしたというアナウンスが流れました!

Golemの最新のニュースはTwitterやGolem REDDITが早い!

Golemの最新情報を得るために最適な方法はKomodoの公式Twitterをフォローすることです。

 

早く正確な情報が手に入るので、今後も情報を収集していきたいという方はフォローしておくと良いでしょう。


Golemのコミュニティに入って、中の人に実際に質問してみたい!なんて方は、Golem REDDITにも登録してみてください。

Golem REDDIT

Golem(ゴーレム)の結論

Golem(ゴーレム)を難しく考える必要はありません。

 

余っているパソコンや使われていないパソコンのCPUを使いたい人に貸してあげよう!

 

そして、その対価の支払いとしてGolem(ゴーレム)【GNT】を使いましょう。

 

と言う感じをイメージしてもらえるとシンプルです。

 

このGolem(ゴーレム)のサービスが出てくると、持ち運び用のPCなどはかなり小さいものになるでしょう。

 

また、CPUを貸して不労所得を得たい人は秋葉原でかなりハイスペックなCPUのPCを自分で何台も組み立ててCPU販売する方も出てくるかもしれませんね。

Golemの購入方法は?オススメの取引所をご紹介

GNT|Golemを扱っている取引所はPoloniex、Liqui、Bittrexといった海外の取引所で取引することができます。

 

特にオススメなのがBittrex(ビットレックス)です。

 

アメリカで運営されている世界最大級の取引所で、約200種類のアルトコインを取り扱っています。

 

Bittrex公式サイトはこちら

 

日本の取引所では取り扱っていませんので、国内で口座を開設してBTCやETHを入手し、Bittrexのウォレットへ送金する必要があります。

 

日本国内の取引所ではビットフライヤーが1番セキュリティが高いので、初めて開設する人はビットフライヤーで口座開設するとよいでしょう。

 

ビットフライヤー公式サイトはこちら

 

Golemの仕組みから買い方までのまとめ

Golemの仕組みや購入方法を解説してきました。

 

Golemはまだ開発途上のプロジェクトですが、長期的なロードマップを作成しています。

 

もしGolemのロードマップが上手くいけば、普段使っているパソコンがスーパーコンピューター並みの性能になりますし、クラウドコンピューティング市場の価格が安くなります。

 

日本の取引所では扱っていませんが、将来的に考えて非常に期待の持てる仮想通貨の一つと言えるのではないでしょうか。

 

今後開発が順調に進むと、価値が上がる可能性も十分にあるので、いまのうちにBittrexに登録だけして、いつでもトレードできるようにしておくと良いでしょう。

 

Bittrex公式サイトはこちら

 

最後までお読み頂いてありがとうございます。

 

ぜひ、他の気になる仮想通貨の記事も見てみてください。

 

下に、オススメの国内取引所もまとめておきましたので、まだ国内の取引所の口座がないという方はまずは無料で登録してみましょう。

 

フッターランキング

bitbank(ビットバンク)

ビットバンクのステータス

取扱通貨 ビットコイン

イーサリアム

ビットコインキャッシュ

ライトコイン

モナ

リップル

取引手数料 無料
セキュリティの高さ ・二段階認証有り

・コールドウォレット対応

・マルチシグ対応

使いやすさ 初心者でも簡単(アプリ無し)
通貨の購入方法 取引所のみ(ビットコイン以外も安く購入できる)
取引所の出来高 取引高が高く安定して取引できる
・板取引の手数料が全て無料
・アルトコインもすべて板取引ができる
・上場しているすべての通貨がコールドウォレット対応している(セキュリティが高い)
・BTCの最大レバレッジが20倍追加証拠金なしで可能。

GMOコイン

gmoコインのステータス

取扱通貨 ビットコイン

イーサリアム

ビットコインキャッシュ

ライトコイン

リップル

イーサクラシック

取引手数料 無料
セキュリティの高さ ・二段階認証有り

・コールドウォレット対応

・マルチシグ対応

使いやすさ ウェブもアプリも使いやすい
通貨の購入方法 販売所のみ
取引所の出来高 取引高が高く安定して取引できる
大手GMOグループの子会社が運営していて信頼感・安心感がある。
即時入金手数料が無料(ほかは1000円ほどするところもある)
・ビットコインFXのレバレッジが最大25倍と国内最大
・トレードアプリ「ビットレ君」はチャートの機能が豊富で見やすい

BITPoint(ビットポイント)

取扱通貨 ビットコイン

イーサリアム

ライトコイン

ビットコインキャッシュ

リップル

取引手数料 無料
セキュリティの高さ ・アイ・エス・レーティングによる情報セキュリティ格付け『A』

・コールドウォレットとホットウォレットの利点を組み合わせた自社開発ウォレットで管理

・マルチシグ対応

使いやすさ ・取引ツールが使いやすい!MT4を導入

・提携銀行が多い

通貨の購入方法 取引所のみ
取引所の出来高 取引高が少な目
親会社は東証二部上場のリミックスポイントであるビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所であり、資金が豊富で信頼できる取引所
取引所独自のセキュリティ体勢で信頼度が高い
取引ツールが充実しており、初心者から上級者まで満足できる

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事