
今回はハードウォレット であるレジャーナノエスの使い方や設定方法を徹底的に解説していきたいと思います。
このページを読み終わることには、レジャーナノSの買い方から設定方法、取引所からレジャーナノSへ仮想通貨を送金する方法を知ることができます。
しっかり解説するのでかなり長文になりますが、是非、最後までご覧になっていってください。
本記事の内容
ナノレジャーSはアマゾンではなく正規店で購入
私(@manepi_go)は実はハードウォレット をはじめアマゾンで購入してしまいました。
そう思っていた束の間。
ツイッターで何やらアマゾンやメルカリ、ヤフオクなどで購入したハードウォレットはやめたほうがいいとの情報をキャッチしました。
これからハードウォレット購入する人が多いと思うけど、絶対に公式以外で買わない方がいいよ。海外ではAmazon経由で買って資産を全部奪われた人がいる。ヤフオクやメルカリ経由なんてもってのほか。#ハードウォレット
— 澤亜澄 Sawa Azumi (@SawaAzumi) 2018年1月27日
※販売者様は全く悪意はなさそうでしたし評価も多くて高く発送も速かったし対応も良かったのでおそらく問題ないと思います
最近になってやっとハードウォレットを持っててよかったと思う。Amazonでの販売元を見ると、よく分からないので今じゃ買えない。
— カネノナルキ (@04Lake) 2018年1月28日
こんな投稿も見かけるので、アマゾンで購入したレジャーナノエスの約30,000円分は勉強代としてお蔵入りにしました。
レジャーナノSは正規代理店で購入することを強くお勧めします
レジャーナノSをフランスのレジャー社公式サイトから購入する方法もありますが、英語だし、ちょっと怖いという方もいるのではないでしょうか。
そこで、私の提案はレジャーナノSを日本の正規代理店である株式会社 Earth Shipで購入するという方法です。
公式サイトから購入する方法もあるのですが、なんせ、英語で書かれているのでわかりづらいです。
レジャー社の日本の正規代理店であるアースシップさんから購入することができます。
レジャーナノSの購入時の料金価格とメリットデメリットとは?
レジャー社直輸入 | アマゾン | アースシップ社 | |
メリット | ・レジャーナノSの販売店 | ・買いやすい | ・レジャー社の正規代理店
・日本語対応されている |
デメリット | ・英語で表記だから不安
・購入したものがちゃんと届くか不安 |
・安全性が乏しい | ・代理店のためレジャー社よりも割高 |
レジャーナノSの料金 | 79ユーロ | 1万円〜
販売者によって値付けは異なる |
15,800円 |
マルウェアなどのウィルスを仕込まれる心配もなく、安全性を求めていて、かつ日本語対応の方が利用しやすいと言う方はアースシップ社で買うのも一つの手です。
レジャーナノSで保存・保管が可能な対応通貨は?
レジャーナノSは幅広い通貨が対応しています。
まとめると
ビットコイン(BTC) | ビットコイン
キャッシュ(BCH) |
ビットコイン
ゴールド(BTG) |
ダッシュ
(DASH) |
ドージコイン(DOGE) | イーサリアム(ETH) | イーサリアム
クラシック(ETC) |
エクスパンセ
(EXP) |
コモド(KMD) | ライトコイン(LTC) | ピヴクス(PIVX) | ポスダブリュー
コイン(POSW) |
リップル(XRP) | ステルスコイン
(XST) |
ステラ(XLM) | ストラティス
(STRAT) |
ユービック(UBQ) | ヴァイアコイン
(VIA) |
ヴァートコイン
(VTC) |
ジーキャッシュ
(ZEC) |
アーク(ARK) |
の仮想通貨がレジャーナノSに対応しています。
上記の仮想通貨をハードウォレットに保存したいならレジャーナノSで保存することが可能です。
どうやって設定するの?レジャーナノSに仮想通貨を保存する方法とは
それではいよいよ、お待ちかねのレジャーナノSの設定方法や使い方を見ていきたいと思います。
まず新品のレジャーナノSを用意しますね。
いよいよ開封です。
開けてみると、レジャーナノSに入っているものを確認しましょう。
レジャーナノSの設定や使い方が難しいと感じてしまう原因は?
レジャーナノSの設定がどこか億劫になりませんでしたか?
設定方法が難しいと感じる原因は、全体像が見えてないからでした。
レジャーナノSの設定の全体像が見えると、設定方法や使い方が覚えられて楽になりましたよ。
レジャーナノSの使い方とは?
レジャーナノSの設定をわかりづらくしている原因に、レジャーナノSがパソコンやスマホ側とレジャーナノS側の両方の設定をしなければいけないということが挙げられます。
実は、レジャーナノSだけ設定しても、持っている仮想通貨をハードウォレットに送金することはできません。
レジャーナノSの使い方の設定方法を見てみましょう
まずはレジャーナノS側の設定から設定していきたいと思います。
手順①:初期設定でパスワードやPINコードの設定
PCとレジャーナノSと繋げると、ウェルカムと表示されます。
いよいよ、まずはハードウォレットであるレジャーナノSの設定からいきます。
ピンコードは4桁〜8桁の間で自由に決められるレジャーナノSを開けるためのパスワードだと思ってください。
そして、他人にPINコードは教えちゃダメだよ!
PINコードの設定方法はとてもシンプルです。
はじめに5が出てきます。
5→4→3→2→1とする時は、左のボタンをポチポチと押すと下がっていきます。
逆に
5→6→7→8→9とする時は、右のボタンをポチポチと押すと上がっていきます。
【数字の決定】をする時には、お決まりのボタン同時押しをするとコードが決まります。
【✔︎】マークが出てくるのでそのマークの時に【両ボタン同時押し】で決定し、ピンコードの設定が完了します。
絶対にPINコードは忘れないようにメモしておいてください。
PINコードを決定すると、「Confirm your PIN code」となり、先ほど決めたピンコードを再度入力します。
これで、第一関門である、PINコードの決定が完了しました。
手順②:リカバリーフレーズ設定!24個の英単語を書き留めよう
リカバリーフレーズは超超超重要です!
レジャーナノSが紛失しても盗難されても燃やされても粉々になってもリカバリーフレーズとPINコードさえあれば、ハードウォレットに入れた仮想通貨は取り出すことができます。
逆にいうと、
ハードウォレットが盗まれなくても、PINコードと24コの英単語とその配列がバレてしまうと、盗まれます。
だからリカバリーフレーズは超超超重要です。
では見ていきますよ。
リカバリーフレーズが一つづつ出てくるので、赤いシートに書き留めましょう。
24コの単語はゆっくりと書き留める時間がたっぷりありますので、慌てる必要は一切ありませんでした。
一つ目の単語はalphaでした。
・
・
この作業を24回繰り返すと
・
・
いかがでしたでしょうか?
ここまでで、レジャーナノSの基本的な設定は終了です。
お疲れ様でした。
のお話でした。
手順③:デバイス側(主にPC)の設定方法と使い方の解説
次に、デバイス側の設定を見ていきましょう。
ちょっとややこしいと感じることもあるかもしれませんが、丁寧に解説するので安心してください。
手順④:Ledger Managerをインストールする
Ledger Manegerをインストールする目的は、ナノレジャーSに対応通貨をインストールするためのものだと思っておいてください。
レジャーナノSは初期設定の段階で、ビットコインとイーサリアムしか対応していません。
そこでその他のアルトコインは後からインストールする必要があるのです。そのために、Ledger Manegerが必要になるのです。
まずはじめに、レジャーマネージャーをインストールしましょう。
注意点として、レジャーマネージャーはブラウザがグーグルクロームしか使えません。
グーグルクロームはほとんどの方が使用されているブラウザですので大丈夫かと思います。
クロームにレジャーマネージャーを追加するとクロームにインストールされているアプリ一覧に追加されますね。
手順⑤:保存したい仮想通貨に対応したアプリをインストール
それを起動していただくと、レジャーナノSで対応している仮想通貨が出てきます。
あなたの保存したい通貨をインストールしましょう。
ビットコインやアルトコインは【Ledger Wallet Bitcoin & Altcoins】をインストールしてください。
また、
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
は真ん中の【Ledger Wallet Ethereum】をインストールしてください。
最後に、リップル(XRP)の場合は【Ledger Wallet Ripple】をインストールしてください。
補足:アルトコインをレジャーナノSに登録する方法
例えば、ビットコインキャッシュは初期設定の段階ではレジャーナノSに含まれていません。
そこで上から二番目のビットコインキャッシュをダウンロードします。
すると
このようにしてアルトコインをハードウォレットに追加できるようになります。
手順⑥:リップル(XRP)対応アプリをインストール
今回はリップルのXRPを仮想通貨取引所からレジャーナノSに送金してみようと思います。
では先ほどと同様に、リップルをダウンロードしましょう。
すぐにダウンロードが開始されます。
ダウンロードが完了したら、
今回は、このレジャーナノSに送金したいので、左から三番目の【↓】を押します。
QRコードで読みとることもできますし、QRコードの下にあるアドレスをコピーしましょう。
また、コピーした際に半角スペースが入る場合などもありますので気をつけてください。
手順⑦:取引所からハードウォレットに送金してみましょう
今回は私が使用している仮想通貨取引所のゲートハブを使ってやってみたいと思います。
補足!
お使いの仮想通貨取引所が異なっていても、送金機能はほとんど同じですので安心してください。
まずは、やり方の本質を捉えるようにして頂けると幸いです。
まずXRPを送るためには、「Send Payment」か「支払いを送る」というボタンを押しましょう。
他の仮想通貨の場合は、「送金」などの名前になっていると思います。
送り方はシンプルです。
- 送金先のアドレスを入力
- 送金したい金額分を入力
- 送金ボタンを押す
というだけです。
いきなり大きな金額を送金するのではなく、まずはテスト送金をしてみて、送金できたのを確認後に送金するようにしましょう。
テスト送金する理由は、送金アドレスが正しいか?を判断するためです。
送金アドレスが正しければ必ず入金されます。
手順⑧:レジャーナノSに着金されたことを確認
無事、XRPを送金することができましたね。
これでレジャーナノSに送金することができました。
仮想通貨取引所からハードウォレットに送金することができるイメージが湧きましたか?
私も何気にハードウォレットを使うのが億劫だったのですが、やってみると、めちゃくちゃ簡単に送金できました。
ハードウォレット であるレジャーナノSに送金して分散管理しよう
レジャーナノSの使い方はこれで完了です。
何となく使えそうだなと実感して頂けましたか?
私は仮想通貨取引所に全通貨を預けておくのも不安でした。
マウントゴックス事件もありましたし、コインチェックのNEMハッキング事件もありました。
また、仮想通貨取引所の倒産のリスクもあります。
しかし、ハードウォレットも秘密鍵やリカバリーフレーズを書いたら紙を無くしたら一生、仮想通貨を取り出せなくなってしまいます。
お互い、メリットデメリットがあるので私は分散で管理するのがお勧めだと思います。
ハッキングされる前にレジャーナノSで分散的に保管しましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。