LocalEthereum(ローカルイーサリアム)という新しい概念

仮想通貨の取引を行う場所と言えば、真っ先に仮想通貨取引所が思い浮かぶのではないでしょうか。

 

日本ではコインチェック、ビットフライヤーまた海外ではバイナンスやビットレックスなど様々な仮想通貨取引所が世界各国に存在しています。

 

以下では、仮想通貨の取引を行う際の新しい選択肢として誕生したLocalEthereumについて説明しています。

 

どの様な点で既存の仮想通貨取引所と違いがあるのかに着目し、詳細が示されています。

LocalEthereumの誕生

今までにLocalBitcoinsというサービスを使ったことがあるでしょうか?

 

LocalBitcoinsを使ったことがあれば、LocalEthereumと聞いても何も驚くことは無いのではないでしょうか。

 

今現在、仮想通貨の売買取引を行おうと思ったときに考えられる選択肢はあまり多くはありません。

 

一番有名な方法として知られているのは、仮想通貨取引所を介して取引を行う方法ですが、この方法は第三者機関のサービスを用いているため、ある程度のリスクが伴います。

 

近年では、取引所のハッキング被害やスキャム行為が頻繁になってきました。

 

もちろん、取引所もこれらの諸問題に対処するべく動いてはいますが、未だ問題は山積みです。

 

LocalEthereumは上記で説明したような、いわゆる伝統的な『仮想通貨取引所』ではありません。

LocalEthereumの特徴

まず最初の大きな違いは、同取引所はイーサリアムのP2Pによる取引を行えるマーケットを提供している点にあります。

 

イーサリアム特有のスマートコントラクト機能を用いて、カスタマーどうしによる取引が行えるサービス設計となっています。(どちらかと言えば、今までの伝統的な仮想通貨取引所のイメージよりも、アマゾンのマーケットプレイスの様なイメージが正しいかもしれません。)

 

売買時に生じる、法定通貨の支払いは買い主から直接売り主の銀行口座へと送金されます。(この点も既存の仮想通貨取引所とは大きく違いを伴う点となっています。)

 

LocalEthreumでは、直接的な口座送金以外にもPayPalやMPesaそして現金の直接的配送など様々なオプションを設けています。

 

この多岐に渡る取引手段により、ユーザーの利便性に特化した取引所であるといえます。

 

LocalEthereumは去年(2017年)の7月にLocalBitcoinの運営から得た知見をもとに立ち上げられました。

 

それ以降、LocalEthereumの認知度は徐々に上がり、現在では多くのユーザーに受け入れられています。

 

そんな中、LocalEthereumの運営会社は同プラットフォームのユーザーエクスペリエンス改善に取り組み、幾つかの開発を進めています。

 

数ある新たに導入された機能の中でも最も注目する機能は、全ての取引オファーを一斉に一時停止するものでした。(例えば、指示用における急激な価格変化に対応したい時など)

 

また、プラットフォームのインターフェースも新たに改善がなされました。

 

以前までは、ドロップダウンメニュー機能を用いてページの移動を行っていましたが、素早い取引を意識した結果、ワンクリックでページの移動が行えるようなインターフェースへの変更となりました。

 

LocalEthereum関係者は以下の様に、LocalEthereumプラットフォームのインターフェース変更について述べています。

インターフェースを変更した理由は明確です。

 

以前までのインターフェースだとどのページへ行くのにも2回クリックをしなければなりませんでした。

 

今回のアップデートではそれらがたったワンクリックで移動できるようになったことに加え、例えば取引のオファーがクリックしなくても知ることが出来るようなインターフェースへと変更となりました。

加えて、同LocalEthereumの関係者は以下の様に発言を続けています。

新たな機能として、様々な仮想通貨取引所から通貨の価格を参照できるようになりました。

 

ほぼ全ての取引所において、ティッカー価格、24時間における最高値、最安値、現在の価格、そしてスプレッドの数値を用いて取引が可能となったということです。

この様な機能が追加されたとはいっても、今までの様に全てをシステムに丸投げして取引を行うことも可能であるとのことです。

 

また、言語面においても更なる進化を伺うことが出来るようになりました。

 

LocalEthereumの基本言語は英語ですが、イングリッシュスピーカー以外にも対応できるように、様々な言語でのバージョンが提供され始めています。

 

以前までも、ユーザーの言語に合わせて翻訳が行われていたとのことですが、どうしても機械的な直訳で表記が行われていましたが、今回のアップデートである程度のクオリティーを持った表記が確約されているとのことです。

 

LocalEthereumの開発チームは、今後も開発を続けていくこと、また既に開発し終わっている機能が多々あるとし、今後徐々に追加していくと発表を行っています。

LocalEthereumはもちろんプラットフォームとして成功を納めているが、それでもまだ我々のやるべきことは沢山あります。

 

私たちがLocalEthereumを開発し始めてから信念として抱いていることですが、我々はいつまでもLocalEthereumの開発に満足することはなく、いつまでもテクノロジーの限り開発を進めていきます。

 

我々は特に、いかにイーサリアムをブロックチェーン技術を用いて素早く、安全に、低価格でそして簡単に利用してもらうかについての方法を常に考えています。

今までは、イーサリアムの取引を行うとなるとその選択肢はどうしても限られてきましたが、LocalEthereumの開発と、彼らのビジョンを見る限り、私たちの新たな選択肢としてLocalEthereumが参入してくるのは明らかでしょう。

仮想通貨取引所の信頼性

最近では、仮想通貨の取引所が悪質なハッカーによってハッキング被害にあうなど、仮想通貨そのものではなくそれを扱う取引所の安全面が心配されています。

 

今回のLocalEthereumも一見、P2P取引が可能なため安全面では既存の仮想通貨取引所を上回っているように思えますが、実際運営が始まって見えてくる懸念点も多くあるでしょう。

 

その時に、運営側の対応力、そしてユーザーがコミュニティーとしてどれだけ運営を支えてあげられるかが、P2P仮想通貨取引所の未来を担っているといえます。

 

既にサービス提供が始まっているLocalEthereumは日本におけるユーザー数は現時点ではさほど多くは無いようですが、今後どこまで増えていくのかに大きく注目するとともに、既存の仮想通貨取引所がどの様な策を講じてくるのか注目です。

ETH p2p Market “LocaEthereum” starts the week with a nice overhaul

Jose Antonio Lanz

コメントを残す

最新情報の関連記事
  • SBIによるXRP基軸仮想通貨取引所VCTRADEがナンバーワンになる方法
  • リップル(XRP)がカナダ大手仮想通貨取引所コインスクエアに上場
  • リップル社チームに David SchwartzとKahina Van Dykeの 2人が加入
    リップル社チームにDavid SchwartzとKahina Van Dykeの2人が加入
  • リップルのプラットフォーム『xCurrent』を徹底解説
    リップルのプラットフォーム『xCurrent』を徹底解説
  • インドのコタック・マヒンドラ銀行がリップルのxCurrentを採用
    インドのコタック・マヒンドラ銀行がリップルのxCurrentを採用
  • ウエスタンユニオンはxRapidのテスト規模が小さく成果が得られず

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事