2018年最もパフォーマンスのよい仮想通貨はどれ?投資戦略を考察

昨年(2017年)に比べ、現在仮想通貨の市場は下落が続き厳しい状況が続いていると見ることが出来ます。

 

もちろん仮想通貨市場が下落傾向にあるとはいえ、一定の水準を保っていた通貨までもが最近では市場価値を低くし始めています。

 

以下では、2018年に入ってからそんな市場の中でも最も下落率が低くダメージが少ない仮想通貨を取り上げていきます。

 

市場価値20位全ての通貨で下落傾向

ビットコインは、その勢いが最大だったころと比べると約66%もの下落率を見せており、また最近3か月だけを取ってみても約58%の下落率を見せています。

 

このビットコインにつられ、仮想通貨市場は下落を続けている一方、中には市場価格が全体の影響をあまり受けていない例外の通貨が存在しています。

 

例えば仮想通貨Ontologyは117%もの上昇を見せました。

 

これは、同通貨が2018年になってからリリースされたことが一つの要因であることは間違いなく、仮に2017年に市場に出回っていたら同じ結果を迎えることはなかったと言えるでしょう。

 

また、今年初めにはすでに市場にて取引が行われていた仮想通貨の中で上昇傾向を見せているのはたった2つの通貨Digixdaoとbytomです。

 

Digidaoは金によって裏付けがとられている仮想通貨であり、過去3か月で約12%の上昇、そしてbytomは中国発のアルトコインであり、約2%の上昇率を見せました。

 

しかし、どちらの仮想通貨も決して大きな上昇をしたわけではなかったので同通貨のHODL(通貨を売らずに持ち続ける作戦)が大きな利益につながったとはいいにくいでしょう。

 

昨年までは、HODLが最もよい利益を生み出す作戦であると言われ続けてきましたが2018年は一端にそうであるとは言えないかもしれません。

 

もちろん、HODLは最も簡単な手法であるといえますが、2018年に限っては以下の仮想通貨(現在の市場の中にあっても、上昇を続けている通貨群)に絞って売買を続けるのが最適な戦略なのかもしれません。

 

Ontology (ONT), CasinoCoin (CSC), Mithril (MITH), BitRent (RNTB), Agoras Tokens (AGRS), IOST (IOST), Credits (CS), DigitalDAO (DGD), Loom Network (LOOM), Bytom (BTM)

2018年の仮想通貨時価総額の動き

Coincodex上では、ビットコインを上回るパフォーマンスを見せた29個の仮想通貨をリストアップし公開しています。

 

そのリスト上では、上記で取り上げたDigixdaoとBytomを除けば、過去3か月で最も利益を生み出したのはBinance Coin (BNB)でたった3%の下落率しか見せませんでした。

 

同リスト上には、LuminocoinやCompcoinなどが挙げられていますが、決して有名な通貨というわけではなく、確かにそれぞれ12%から20%の下落率内で納められてはいるものの、投機によるメリットは少なかったといえます。

 

仮想通貨の市場価値(時価総額)ランキングの上位20通貨の内、ビットコインを上回る成長率を過去3か月で遂げたのはLitecoin、EOS、NEO、Monero、Binance Coin、Vechain、そしてOmiseGoの全7通貨であり、ビットコインとLitecoinまたMoneroはほぼ同じ変動率を示していました。

 

つまり言い換えると、ビットコインを主軸通貨として他のアルトコインを購入していた投機家は、単に数字以上の損失を被っていたということにもなります。

 

過去3か月でRippleとCardanoは同じく84%の下落を見せ、仮想通貨の中でも一世を風靡したNEMはそれ以上の損失を被っています。

 

安定しない市場が続く予想が立てられる2018年は、投機家としてポートフォリオをビットコインを主軸に作成していくことが大きな危険を隣にせず済ますことができるといえます。

 

2018年の終盤、今存在している仮想通貨時価総額のランキングが大きく入れ替わっていることも可能性がゼロではありません。

 

These Are the Best Performing Cryptocurrencies of 2018

Kai Sedgwick, April 7, 2018

考察:ビットコインの未来

 

ビットコインは、その送金の遅さ、そして取引手数料の高さで、世界的な通貨にはなり得ないとわれながらも、現在ですら市場では最も高い市場価値を誇っています。

 

もちろん今の段階でビットコインが世界の基軸通貨となり得るかと言われれば、それは起こりえない話です。

 

しかし、実際に世界の仮想通貨取引所ではビットコインBTCが基軸通貨として取り扱われており、そのため市場価値が一定に保たれているという背景もあります。

 

ビットコイン崇拝者などという言葉があるように、ビットコインは世界で初の仮想通貨プロジェクトであったため、何故かいつまでも存在しているのが当たり前であるというような共通認識もあります。

 

しかし、ある取引所では基軸通貨としてXRPが採用されたりとビットコインにとってはその地位が脅かされつつあるのが現状でもあります。

 

そんな中でも、ビットコインは世界的知名度という意味では仮想通貨の中で最もあるといえ、世界的統一通貨になるための最も難易度の高いセクターを技術的側面以外では、すでに獲得していると見ることもできます。

 

XRPもまた、仮想通貨愛好者の中では一般的であるとはいえ、未だ世の中に浸透しているとは言えず、どちらかというとビットコインよりも専門性(金融機関などしか関りが無い通貨)が高いという認識が強くあります。

 

2018年は仮想通貨の市場が昨年よりは収まりつつありますが、市場価値という側面から見るのではなく『一般的な知名度』に着目し、投機を行うといい結果が得られるかもしれません。

 

仮想通貨に携わっている層以外における、『知名度』がどの様に広まりを見せるのか、その出発点を探し当てることが求められています。

 

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