
将来性のある新しい仮想通貨が数多く誕生する中、2017年7月から取引が開始された
「PPT|Populous(ポピュラス)」という新しい仮想通貨が注目を集めています。
・PPT|Populousとはどのような仮想通貨なのか?
・PPT|Populousに将来性はあるのか?
・PPT|Populousを取り扱っている取引所はどこか?
この記事では新しい仮想通貨、Populous|PPT について詳しく解説していきます。
本記事の内容
Populous(ポピュラス|PPT)とは何か?初心者でも簡単に分かる概要
「Populous」とはそもそもどのようなプロジェクトなのか、まずは初心者でも分かるように概要を解説したいと思います。
Populousの入門まとめ|マネピwiki
通貨の名前 | Populous |
通貨単位 | PPT |
発行上限枚数 | 53,252,246 PPT |
取り扱い国内取引所 | なし |
取り扱い国外取引所 | Binance, Ether Delta, Kucoin, Hitbtc, Mercatox |
開発組織 | Populous |
開発者 | Stephen Williams |
公式サイト | http://populous.co/ |
ホワイトペーパー | https://populous.co/populous_whitepaper.pdf |
Populous(ポピュラス)のスペック
総発行枚数 | 37,004,027 PPT |
取引承認システム | Ethereum ブロックチェーンに準ずる |
取引承認スピード | 約15秒(Ethereum ブロックチェーンに準ずる) |
ガスリミット | 50,000~200,000gas |
Populousの特徴とは?仕組みや技術ついて解説
上記ではまずは基本的なPopulousの情報をまとめてきました。
次にPopulousの機能や特徴について詳しい解説をしていきます。
Populous(ポピュラス)とは?
PPTは、イーサリアムのプログラムを土台にした、ERC20に準拠したトークンです。
Populousはイーサリアムネットワーク上に構築されたインボイス(請求書)及び貿易金融のプラットフォームです。
PPTトークンは、プラットフォーム内で使用できるPokensと引き換えることで、請求書の購入に使用することができ、PPTは担保としてプラットフォームで保持されます。
Populousプラットフォームはその安全性や精度から、現在世界中の仮想通貨投資家や専門家からの注目を受けており、拡大していく仮想通貨市場での存在感を増してきています。
この記事では仮想通貨Populousの特徴、どのような技術が使われているのか、Populousのロードマップ、Populousを取り扱っている仮想通貨取引所 などについて詳しく解説していきます。
Populousの特徴
Populousは、ブロックチェーンの技術を用いて開発された、P2P(peer-to-peer)のインボイスファイナンス(売掛金担保融資)プラットフォームです。
中小企業向けに、短期融資の為の資金の調達を、第三者を介さずに直接結び付けるシステムを提供し、流動性の高い金融市場を構築する事を目的としています。
現状の問題点
多くの中小企業が短期の資金繰りに苦労する中、融資を受けたくてもなかなか融資を受けられないという現状が続いています。
Populousによる問題解決
Populousのインボイスファイナンスプラットフォームでは、顧客から受け取ったインボイス(請求書)のデータを暗号化し、ブロックチェーン上に記録します。
その後、そのインボイスに対する信用リスク評価やリアルタイム監査を経ることで、融資額や融資条件を提示し、借方と貸方の双方の合意が得られれば融資が成立するという仕組みを取っています。
Populousで使われるインボイスオークションとは?
Populousでは、インボイス(請求書)を提出する借方が最適な資金を選択できるように、融資の貸方側がオークション方式で、一定の手続き料やサービス料を上乗せされた値段を提示できるようにするシステムを取っています。
その後借方と貸方の双方の合意を経て、資金のやり取りが発生します。
Populous上でのお金のやり取りは、イーサリアムのブロックチェーン技術とスマートコントラクト技術を用いて、インボイス(請求書)をトークン化しブロックチェーン上に記録します。
このトークン化したインボイスをPopulousでは「Pokens」と呼び、これを使うことでプラットフォーム内での取引を行います。
Pokenとは?特徴と使い道
Pokensはペッグ通貨の一種であり、USドルなどの通貨と為替レートが固定されています。
よって、実際の金融市場や為替レートの動きに、価値が影響されやすいという特徴を持っています。
借方と貸方のメリット
Populousのインボイスプラットフォームを使うことは、借方、貸方双方にメリットがあります。
借方のメリットとは?
・素早い資金調達が可能
・第三者を介さないためコスト削減が可能
借方は、Populousのプラットフォームを使うことで、素早く資金を調達することが可能になります。
銀行などの第三者を介さないので、その分の時間や手間をかけることもなく、コストを削減することにも繋がります。
Populous上で使われるトークン「Pokens」は、出金時にビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨や、Populousがサポートしている法定通貨に換金することも可能です。
貸方のメリットとは?
・融資先の選択が増える
・投資制限額がない
貸方は、融資先をグローバルに選択することができ、その選択肢も多様になります。
PopulousはXBRLやZスコア(次の項目で説明)を採用しています。
これにより、簡単にビジネス情報を得ることができたり、信用リスクの評価や監査を分析することも可能になります。
さらに投資する際の投資額制限がないので自由に投資額を決めることが可能です。
このようにPopulousのインボイスプラットフォームを使うことで借方と貸方の双方にメリットがあり、短期融資の調達を簡潔化・透明化することができるようになります。
仮想通貨Populousで使われている技術
PopulousではXBRLデータとAltman Z-scoreを採用しており、貸方側のリスクを最小限に抑え、短期融資の公正で透明化された取引を可能にしています。
XBRLデータとは?
XBRLデータ(eXtensible Business Reporting Language)とは、企業の財務状況や決算書を記したXMLをベースとしたマークアップ言語です。
Populousに登録するすべての企業がXBRLデータで統一された企業情報を公開する事によって、貸方側が融資先の財務情報を簡潔かつ透明に調べることが可能になります。
Altan Z-scoreとは?
Altan Z-scoreとは、
「流動性指標・収益性指標・総資産利益率。レバレッジ・回転率」
の5つのファクターを用いることで、企業の信用リスクを分析することを可能としたモデルのことです。
簡潔に言えば、「倒産危険度」を図る指標です。範囲は「-5から+10」までを数値化しており、企業はこのスコアが3以上である必要があります。
このようにPopulousは最新技術を用いて、公正で透明性のある融資を実現させ、金融市場の流動性を上げることができる可能性を秘めています。
Populousのニュース・ロードマップ
2017年に誕生したPopulousですが、今後のロードマップはどのようになっているのか紹介していきます。
短期、中期、長期のロードマップが、公式サイト掲載の”Business Plan"に公開されているので一つ一つ見ていきます。
短期ロードマップ:1~3年以内に、基本的な開発を進めていく
まず1~3年以内に、基本的な開発を進めていくとしています。
基本的な開発の内容は、
「持続可能なビジネスの成長のための、堅固な基盤を構築することに重点を置く」
「中小企業や企業とのパートナーシップを確保する」
と示されています。
まだ新しい通貨なのでまずは地固めをしていくといったことを進めていくようです。
中期ロードマップ:4~6年以内に欧州に拡大
次に4~6年以内に、欧州に拡大していくことを目標にしています。
「EU市場に焦点を当てて、国際的に拡大する」
「製品とマーケティングの能力を強化する」
「組織と規模の経済を最適化する」
となっています。
長期ロードマップ:7年以降は持続的な成長
最後に7年後以降は、持続可能な成長を目標としています。
「SEA地域と米国における、さらなる国際的な拡大を目指す」
「製品の提供を増やす」
となっています。
Populousの最新ニュース
PopulousのBeta版のVer.1.0は2019年2月9日にリリースされ、追加でVer.2.0が2月16日にリリースされます。
Populous(PPT)の最新のニュースはツイッターで!
フォローしておけば最新の情報を逃すことがないので気になる方はぜひフォローしておきましょう。
Tweets by BitPopulous
Follow @BitPopulous
Populous(PPT)のチャートと時価総額
Populousの相場チャートや今現在の時価総額についてご紹介したいと思います。
リアルタイムで見るPopulous(ポピュラス)の現在のドルレートと価格推移
以下が今現在のリアルタイムでみるPPTのドルレートと価格推移になります。
Populousの現在の時価総額ランキングは何位?
時価総額は下記のとおりです。
Populous|PPT(ポピュラス)の購入方法は?オススメの取引所をご紹介
ここではPopulousを購入できる仮想通貨取引所を紹介していきます。
現在Populousを購入できる仮想通貨取引所は国内にはなく、海外の取引所を利用する必要があります。
海外の取引所で最もPopulousを取り扱っている取引所はBinanceです。
Binanceは世界最大規模の仮想通貨取引所で、取り扱い仮想通貨の数が多く、様々なアルトコインの取引が可能という点が特徴の仮想通貨取引所です。
流通しているPPT(Populous)の約78%がこのBinanceで取引されており、PPTの購入を検討されている場合は、Binanceが一番流動性が高いといえます。
現在Populousは、PPT/BTC や PPT/ETH といったペアでの取引となります。
口座開設がまだのかたは、登録しておくと便利です。
PPTを手に入れる手順ですが、まず国内の仮想通貨取引所でBTCかETHを入手します。
国内の取引所で口座を持っていない場合は、まず口座を開設しましょう。
おすすめの取引所はビットコイン取引高NO.1のbitFlyerです。
BTCかETHを入手したらBinanceの自分の口座へ送ります。着金したら取引が可能となります。
まとめ:Populousは新しい金融市場を構築するか
まだまだ新しい仮想通貨 Populous|PPT ですが、インボイスファイナンスという流動性の高い新しい金融市場を構築する可能性があると期待されています。
現在はそのロードマップの始まりの位置ですが、数年後には新たな金融市場のパイオニアになっているかもしれません。
将来的に考えて期待の持てるアルトコインの1つと言えるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
bitbank(ビットバンク)
取扱通貨 | ビットコイン
イーサリアム ビットコインキャッシュ ライトコイン モナ リップル |
取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・二段階認証有り
・コールドウォレット対応 ・マルチシグ対応 |
使いやすさ | 初心者でも簡単(アプリ無し) |
通貨の購入方法 | 取引所のみ(ビットコイン以外も安く購入できる) |
取引所の出来高 | 取引高が高く安定して取引できる |
GMOコイン
取扱通貨 | ビットコイン
イーサリアム ビットコインキャッシュ ライトコイン リップル イーサクラシック |
取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・二段階認証有り
・コールドウォレット対応 ・マルチシグ対応 |
使いやすさ | ウェブもアプリも使いやすい |
通貨の購入方法 | 販売所のみ |
取引所の出来高 | 取引高が高く安定して取引できる |
BITPoint(ビットポイント)
取扱通貨 | ビットコイン
イーサリアム ライトコイン ビットコインキャッシュ リップル |
取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・アイ・エス・レーティングによる情報セキュリティ格付け『A』
・コールドウォレットとホットウォレットの利点を組み合わせた自社開発ウォレットで管理 ・マルチシグ対応 |
使いやすさ | ・取引ツールが使いやすい!MT4を導入
・提携銀行が多い |
通貨の購入方法 | 取引所のみ |
取引所の出来高 | 取引高が少な目 |