
多数ある仮想通貨の中で最近Raiden Networkという仮想通貨が注目を集めております。
Raiden Networkは一体どのような特徴をもった仮想通貨なのでしょうか?
今回はRaiden Networkの「特徴や仕組み」「時価総額や現在の価格」「どこに取引所があるのか?」などについて詳しく解説していきたいと思います。
ぜひ、最後までお読み頂きRaiden Networkについて詳しくしっていただきたいと思います。
本記事の内容
Raiden Network|RDNとは何か?初心者でも簡単に分かる概要
Raiden Networkは、取引を高速化・低額化することを目的として造られた仮想通貨になります。
とはいっても、具体的にどのような仕組みで高速化・低額化を可能にしているのか、気になりますよね?
これに関しては、おいおい話していくとして、まずは簡単にRaiden Networkの概要を解説したいと思います!
Raiden Network(ライデンネットワーク)の入門まとめ|マネピwiki
通貨の名前 | Raiden Network (ライデンネットワーク) |
通貨単位 | RDN |
発行上限枚数 | 100,000,000 RDN |
取り扱い国内取引所 | なし |
取り扱い国外取引所 | Huobi,Binance,Bibox,Kucoin |
公式サイト | https://raiden.network/ |
開発組織 | Brainbot Technologies |
ホワイトペーパー | なし |
Raiden Network(ライデンネットワーク)の特徴とは?仕組みや技術を解説
このRaiden Network、どうやって使えばいいのか全くわからない!最初はそんな印象を覚えるかもしれません。
確かにRaiden Networkの仕組みは難しいように見えますよね?
しかし、ある程度の特徴や仕組みを理解すれば、雲が晴れたようにRaiden Networkの概要が見えてくるはずです。
本記事では、その概要が読み進めていくうちに見えてくることに主眼を置いて書き進めてあるので、ぜひ本記事を読んでRaiden Networkを理解しましょう!
Raiden Networkのメリット(Etheruemと比較)
結論から言うと、Raiden Networkが取引を高速化・低額化できたのは、ブロックチェーンを介さない取引を可能にしたことによるものです!
これだけ聞いても何のこっちゃ、ですよね。
以下に詳しく説明していくので、安心してください。
先ほど、Raiden Networkは取引を高速化・低額化すると話しました。
ここで、仮想通貨を使って行われる取引として、Etheruemのスマートコントラクトを思い出した方、多いんじゃないかなと思います。
しかし、Ethereumは、取引に時間がかかってしまうのが問題となっています。
というのも、イーサリアムはデータをブロックチェーンに入れていくことで、通貨の決済をおこなっているからです。
ブロックチェーンにデータを入れて取引を行う場合、ブロック作成を待たなくてはいけなかったり、なかなかブロックにデータを埋め込めなかったりと、とにかく取引に時間がかかってしまいます。
この問題を解決したのが、Raiden networkなのです!
ブロックチェーンの外で、データをより早く・より安くやりとりすることができるようにしたのが、Raiden Networkなのです。
ここで、肝となってくるのがRaiden NetworkのPayment Channelです。
それでは、Payment Channelについて詳しく解説していきましょう!
Raiden Networkで利用される技術「Payment Channel」とは?
Payment Channelとは、取引を行いたい二者間のやりとりをオフチェーンで記録しておくものです。
そして、このPayment Channelどうしをリンクして形成されたものがRaiden Networkなのです。
このリンクによって、Raiden Networkを利用するすべての人々が、制約なく自由にやりとりすることができます。
では、このPayment Channelを使うと、どうして取引が高速化・低額化するのでしょうか?
取引が高速化する理由
オフチェーンのPayment Channelを利用することにより、ブロックチェーンが必要となってくるのは、
・Payment Channelを開設するとき
・取引の収支額のデータを書き込むとき
の2回きりになります。
個々の取引はPayment Channel上に書き込まれていき、ブロックチェーンに書き込むのは、チャンネルに書き込まれたすべての収支を合わせたデータだけでよいのです。
こうして、ブロックチェーンを使う回数を減らすことにより、取引の時間を大幅に短縮することができるのです。
取引が低額化する理由
こちらも、基本的には先ほど話したように、ブロックチェーンに書き込む回数を減らすことにより、低額化を図っています。
Ethereumでは個々の取引を行うごとにブロックチェーンに書き込むので、手数料がかかってしまいます。
しかし、個々が手数料のかからないPayment Channelに書き込み、一括で収支をブロックチェーンに書き込むことにより、大幅な低額化を図っているのです!
Raiden Networkは、どのようなトークンに対応しているのか?
Raiden Networkでは、ERC20というトークンに対応しています。
従来、イーサリアムのICOに参加する際には、取引に大幅な時間や手数料がかかっていました。
しかし、Raiden NetworkがERC20に対応していることにより、イーサリアムのICOに参加する際の手間を大幅に省くことができるようになったのです!
Raiden Networkの仕組みや特徴を、動画で理解しよう!
Raiden Networkの公式YouTubeからRaiden Networkの仕組みについて解説してある動画があります。
英語でわからないところもあるかと思いますが、上記の説明を読んだあとに見ると理解できるかと思います。
ぜひ、一度ご覧になってみてください。
Raiden Networkの現在の相場チャートと時価総額とは?
RDNの現在の相場チャートや、時価総額について紹介していこうと思います。
リアルタイムで見るRaiden Networkの現在のレートと価格推移
以下が今現在のリアルタイムで見るRDNのレートと価格推移です。
Raiden Networkの現在の時価総額ランキングは何位?
RANKの欄にある数字が今現在の順位です。
Raiden Networkの最新ニュースから分かる将来性!今後の動向は?
Raiden Network公式サイトや公式Twitterなどからの最新ニュースの動向から、Raiden Networkの今後の将来性について解説していきます。
Raiden Networkのロードマップ
詳しいプロジェクトを1つ1つ眺めて行く前に、Raidenのプロジェクトの歴史と今後の予定について、まとめておきたいと思います。
2015
9月 GitHubのデータ貯蔵庫として、プロジェクトを開始
2017 9月 RDN(トークン)についての公式発表 10月 μRaidenの実装 10/18~11/1 トークンセール2018 ?月 次のマイナーリリース ?月 MVPの完成 ?月 新パッチの実装 ?月 Raidosの開発 |
ただ、2017年3月に完成を予定していたMVPは、2018年2月時点でも完成していません。
Raiden networkの開発力には、少し不安が残ります。
また、μRaiden→Raiden Network→Raidosという流れで、開発が進んでいくことが検討されています。
以下、それぞれのプロジェクトの内容について詳しく解説していきます。
Raiden Networkの簡略化版「μRaiden」とは?
簡単に言うと、Raiden Networkの簡略化版です。
公式では、Raiden Networkの「a little sister」と呼んでいます。
とはいっても、μRaidenがRaiden Networkの一部というわけではありません。
Raiden Networkのアイデアを利用して、試験的に運用されているのがμRaidenなのです。
では、Raiden NetworkとμRaidenは何が異なるのでしょうか?
具体的な相違点を表にしてみました。
μRaiden | Raiden Network | |
取引の方向 | 一対多
一人の人が、複数の人と接続して、取引を行う。 |
多対多
複数の人々が相互に接続しあって、取引を行う。 |
手数料 | 手数料が無料
送信者と受信者の間で取引が完結するので、手数料がかからない。 |
手数料がかかる
取引の送信者と受信者を接続するために第三者が介在するので、手数料がかかる。 |
Raiden Networkの将来的な目標「Raidos」とは?
簡単に言うと、Raiden networkの進化系です。
現在、Raiden Networkは、前述した通りERC20トークンに対応しています。
これをさらに拡張して、あらゆるスマートコントラクトを、オフチェーンで行おうと考えたのが、Raidosの構想です。
Raiden Networkの最新ニュースはTwitterやmediumを参照!
Raiden Network(ライデンネットワーク)の最新ニュースをチェックするときに、どこを調べたらいいのでしょうか?
Raiden Networkの公式サイトにもあがっていない最新ニュースは、Twitterやmediumが参考になります。
Raiden Network公式mediumです。
https://medium.com/@raiden_network
また、リアルタイムな進捗状況は、こちらで確認することができます。
https://github.com/raiden-network/raiden/milestones
Raiden Networkの購入方法は?オススメの取引所をご紹介
RDNは日本の取引所はなく、購入できるところは海外のBinance,KuCoin,Huobiになります。
その中でも取引高が高いおすすめの取引所はBinanceです。
日本国内の取引所で扱っている所はありません。
なので、まずは国内の取引所で「BTC」「ETH」のいずれかで購入します。
その後、Binanceに送金してwtc/btcもしくはwtc/ethで売買することができます。
まだ日本国内の取引所の口座を持っていない方にオススメの取引所はセキュリティも高いbitflyerです。
仮想通貨Raiden Networkの仕組みから買い方までのまとめ
Raiden Networkは、予定通りに計画が進んでいなかったりと、開発力にはいくらかの不安が残ります。
しかし、それ以上に、Raiden Networkが完成すれば、仮想通貨取引において大きな悩みとなっていた問題を解決する、重要な技術となる可能性を秘めています!
ぜひ、Raiden Networkに興味を持った方は、買ってみてください!