
リップルの将来性を語るとき、きまって大企業とのパートナーシップが話題となります。
この記事ではまず、
・リップルとアマゾンの提携のうわさについて
・なぜXRPが採用される可能性があるのか
・実現したらどのような効果があるのかについて説明
つづいて、
日本の金融機関がリップルとの提携を進める理由とXRPの役割について考察をしています。
リップルの可能性①:アマゾンとのコラボの噂
アマゾンが昨年仮想通貨に関わる3つのドメインを取得したと判明して以来、アマゾン独自の仮想通貨が開発されている、または仮想通貨に関わる事業を始めるのではないかという噂が立ち始めました。
仮にリップル社が世界的エレクトロニックコマース(EC)企業であるアマゾンとコラボレーションを行うということになれば、既存のアマゾンユーザー全てがリップルの通貨を用いることとなる為、市場価値にポジティブな影響を与えることが容易に想像できます。
アマゾンが取得した3つのドメインは次の通りです。
amazonethereum.com, amazoncryptocurrency.com, amazoncryptocurrencies.com
この事業の中に、リップルの通貨であるXRPがどの様な形でも導入されることになったとしたら、その後のXRPの広がりは数え切れないほどでしょう。
ではなぜ、世界最大のEC企業がXRPを選択する必要性があるのでしょうか。
そこには、XRPはアマゾンという巨大インターネットマーケットにおいて数ある仮想通貨の中でも最も最適な働きをする機能を兼ね備えているからと言われています。
その代表的な例は、取引手数料が他の通貨と比べてXRPは格段に安く、またXRP自体の発行枚数も大きくプラスの要素となっていると言われています。
XRPは1000億枚の発行枚数である一方、例えばビットコインは2100万枚と世界的通貨となる為には少なく設定されているため、XRPの方が格段に値段が安定しやすい通貨であるのは一目瞭然です。
リップルの可能性②:日本の金融機関と提携
CryptoMapを運営するCraig Cole氏は、XRPの将来的な大きな可能性について言及しています。
同氏は、まずXRPは金融機関にとって大きな存在となり得る点を指摘しています。
また、XRPのシステムやネットワークはビットコインなどの仮想通貨よりもより早く浸透する可能性が高い点を挙げています。
既に日本の61にも及ぶ金融機関と提携をリップルは行っており、XRPに対する日本の金融機関の期待を見ることが出来ます。
同金融機関の中でも、特にりそな銀行は、手数料やシステムに関わる資金の無駄を取り除き、なおかつカスタマーサービスの向上を目指すことを目標に掲げており、XRP導入に際して好意的であるといえます。
これらの金融機関の動きを見る限り、リップルの提供するプラットフォームが今後好意的に金融機関にとって扱われる可能性は高いと言えるでしょう。
言い換えると、そのプラットフォーム内で通貨としての役割を果たすXRPは長期的に見れば可能性の高い投資であるということが出来ます。
Ripple: between Japanese banks and Amazon
March 12, 2018
考察:根本的な仮想通貨の役割に振りかえる
ビットコインが誕生して以来、いくつもの仮想通貨が生まれてきました。
ビットコインはそもそも、個人間決済の簡潔化を目指し、その様な世界を成し遂げることをビジョンに置いたプロジェクトでした。
XRPもまた、金融機関におけるシステムを抜本的に変革し、ビットコインが目指す世界を成し遂げようとしているプロジェクトであると見ることが出来ます。
ビットコインは、一時期本格的に通貨として採用され始めた時期がありましたが、結局その手数料の高さなどから今となっては通貨としての存在価値は無いとまで言われるようになってしまいました。
XRPがその代替として可能性があると言われているのは、もちろんその発行枚数が多いため価格が安定しやすいということはあるのですが、それに加えて言えるのは、リップルネットワークがほぼ完成段階にある点が言えるのではないでしょうか。
リップルネットワークというプラットフォームが実践的に用いることができるため、企業側が実践的導入を勧めることが出来る、つまり『信頼』へと繋げることができるのです。
実際にXRPが導入されたケースは少ないですが、このプラットフォームの導入企業を見る限り、XRPが実践的に導入され始めるのは時間の問題ともいえるでしょう。
もちろん、リップル以外にも他に沢山の素晴らしい仮想通貨プロジェクトが存在しています。
しかし、リップルのXRPはこのパートナーシップという名の『信頼』では一番優位に立っているといっても過言ではありません。
今後、リップルが会社としてこのパートナーシップをどの様に取り扱っていくのか、大いに注目です。
リップルに関して詳しく知りたい方は、以下もご覧になってみてくださいね。
bitbank(ビットバンク)
取扱通貨 | ビットコイン
イーサリアム ビットコインキャッシュ ライトコイン モナ リップル |
取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・二段階認証有り
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使いやすさ | 初心者でも簡単(アプリ無し) |
通貨の購入方法 | 取引所のみ(ビットコイン以外も安く購入できる) |
取引所の出来高 | 取引高が高く安定して取引できる |
GMOコイン
取扱通貨 | ビットコイン
イーサリアム ビットコインキャッシュ ライトコイン リップル イーサクラシック |
取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・二段階認証有り
・コールドウォレット対応 ・マルチシグ対応 |
使いやすさ | ウェブもアプリも使いやすい |
通貨の購入方法 | 販売所のみ |
取引所の出来高 | 取引高が高く安定して取引できる |
BITPoint(ビットポイント)
取扱通貨 | ビットコイン
イーサリアム ライトコイン ビットコインキャッシュ リップル |
取引手数料 | 無料 |
セキュリティの高さ | ・アイ・エス・レーティングによる情報セキュリティ格付け『A』
・コールドウォレットとホットウォレットの利点を組み合わせた自社開発ウォレットで管理 ・マルチシグ対応 |
使いやすさ | ・取引ツールが使いやすい!MT4を導入
・提携銀行が多い |
通貨の購入方法 | 取引所のみ |
取引所の出来高 | 取引高が少な目 |