リップル社チームに David SchwartzとKahina Van Dykeの 2人が加入

2018年7月11日のリップル公式ページにあるRipple Insights内のニュース記事においてリップル社チームにDavid SchwartzとKahina Van Dykeの2人が加入、という最新ニュースの発表がありました。

 

結論から言うと、その2つ(2人)の大きな変化とは、

 

①David Schwartz氏がリップル社の最高技術責任者(CTO)に任命されたこと

 

②Kahina Van Dyke氏が、シニア・バイス・プレジデント(SVP)としてリップル社に加わったこと

 

の2つであります。

 

まず1人目のDavid Schwartz氏のプロフィールについて、

 

 

David Schwartz氏はもともと、2011年12月から、リップル社のChief Cryptographer(リップル決済システムの設計・開発リーダーの1人)としてリップル社で働いておりました。

 

David Schwartz氏のTwitterのフォロワー数は10万人を超えており、発言力の強さが分かります。

 

次に2人目のKahina Van Dyke氏のプロフィールについて、

 

 

Kahina Van Dyke氏は、2009年9月~2016年1月ではマスターカード社(世界的なクレジットカード社)のシニア・バイス・プレジデント(SVP)をしておりました。

 

そして、2016年1月~2018年6月ではFacebook社のグローバルディレクター(金融サービス・決済において、Facebookとほかの企業との関係を築く役割)をしておりました。

 

今回のニュース記事では、この2人がこれまでの経歴やこれからリップルで働く上での意気込みなどについて述べられています。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

 

※David SchwartzのTwitterはコチラ

 

※Kahina Van DykeのTwitterはコチラ

 

リップル社チームにDavid SchwartzとKahina Van Dykeの2人が加入 

今日リップル社は成長し拡大し続けていますが、(リップル社の)リーダーシップチームにおいても同様のことが言えます。

 

今回私たちリップル社は2つの(リップル社で起こる)大きな変化について発表するのを楽しみにしています。

 

(その大きな変化のうちの1つ目として)以前リップル社のChief Cryptographerとして働いていたDavid Schwartz氏が最高技術責任者(CTO)に任命されました。

 

これとは別に(大きな変化のうちの2つ目として)Kahina Van Dyke氏が、ビジネスおよび企業開発のシニア・バイス・プレジデント(SVP)としてリップル社に加わりました。

 

暗号、金融サービス、支払い、ブロックチェーンを含む多くの業界にわたるビジネスでは、常に多様なバックグラウンドを持つ才能のあるリーダーを募集しています。

 

David(David Schwartz)とKahina(Kahina Van Dyke)は成功を実証します。

 

彼らのこれまでのキャリアのあらゆる段階で、リップル社が成長し続けるのに役立つ、リーダーシップの資質とビジネスの腕前を見せてくれました。

 

と、リップル社CEO、ブラッド・ガーリングハウス氏は述べています。

 

また、

 

今回は、リップル社の(Davidの強みとKahinaの強みという)二面性を紹介する素晴らしい機会です。

 

Davidはブロックチェーンとデジタル資産の世界で世界的に有名なリーダーであり、Kahinaはこれまでの銀行・金融サービス業界のベテランです。

 

と、リップル社CEO、ブラッド・ガーリングハウス氏は述べています。

 

David Schwartzについて

 

Schwartz(David Schwartz)はリップル社の技術戦略と開発を担当します。

 

彼の仕事は、リップル製品、特にxCurrentとxViaの機能強化により、リップルネット全体のトランザクション(取引)の範囲と量を改善することに焦点を当てます。

 

彼は最近、xRapidの試験的活動を支援するためにチーム間で協力し、金融機関が本格的な生産に素早く移行できるよう促しています。

 

ブロックチェーンベースのソリューションを使用している金融機関のグローバルネットワークを構築することは、決して小さな仕事ではありませんが、私たちにはそれを実現するためのリップル技術者がいます。

 

私たちは(そのような技術人)さらに多く雇うつもりでございます。

 

とDavid Schwartz氏は語りました。

 

また、

 

CTOとして、私はエンジニア、科学者、企業役員からなる世界クラスのグループを導くことができます。

 

このことにより、仕事が毎日とても刺激的になるでしょう。

 

私は挑戦を楽しみにしています。

 

とDavid Schwartz氏は語りました。

 

David Schwartz氏のチームは、XRPコミュニティー全体で引き続き重要な焦点となっており、進行中のプロセスであるXRP元帳において、さらなる非中央集権化を目指すよう貢献する責任も負います。

 

XRP元帳上にアプリケーションを構築する、マイクロペイメント企業であるCoil社を開始するために、リップル社を出発したStefan Tomasのこれまでの役割を、彼(David Schwartz)は引き継ぐことになりました。

 

Kahina Van Dykeについて

 

Van Dyke(Kahina Van Dyke)氏は、20年以上の銀行業務と技術の経験を持ち、(その経験を生かして)、世界の金融サービス業界にわたって、リップル社の新たな戦略的パートナーシップを推進することに注力します。

 

Van Dyke(Kahina Van Dyke)は、マスターカード社(国際クレジットカード企業の1つ)やシティバンク(世界160以上の国と地域に約2億の顧客口座を有する世界有数のグローバル銀行)などの、伝統的な金融サービス業界のグローバルチームを率いてきました。

 

Kahina Van Dykeはそれらの場所で、どのようにして、リスク軽減にできる限り努め、コンプライアンス・フレームワーク(会社が業界におけるコンプライアンスを維持するために、遵守する必要のある制御領域が編成されたリストのこと)を作ることによって、信頼性が高いタイムリーなサービスを実現するのかについて学びました。

 

最近では、前職場のフェイスブック社において、彼女(Van Dyke)は、グローバル金融サービスチームを率いて、世界中の人々をこれまでになかった金融サービスに結びつける技術の力を初めて目の当たりにしました。

 

(決済における遅延、手数料、不具合などによる)障害を減らし、個人や企業により良い(決済などの)オプション(選択)を提供することで、リップルはお金の動きまわる世界に良い変革をもたらす強力な機会を提供します。

 

とVan Dyke氏は述べています。

 

また、

 

(現在は)(仮想通貨)業界にとって面白い時期であり、次世代のグローバルペイメント(国際決済)を創出する上での、一参加者となることができて非常に幸運です。

 

とVan Dyke氏は述べています。

 

David(David Schwartz)とKahina(Kahina Van Dyke)についてもっと知りたいですか?

 

コチラでKahinaとの完全版インタビュー(記事)を読むことができます。

 

そして私たちリップル社は、7月13日金曜日の午後3時には、DavidとAMA(Ask Me Anything)を主催します。

 

Two Big Changes to Our Leadership Team

 

考察:提携に向けてリップル社が本格的に動く

リップル社は、2つ(2人)の大きな変化として、

 

①David Schwartz氏をリップル社の最高技術責任者(CTO)に任命したこと

 

②Kahina Van Dyke氏をリップル社のシニア・バイス・プレジデント(SVP)に任命したこと

 

を発表しました。

 

David Schwartz氏はリップル社の技術戦略と開発を担当します。

 

Kahina Van Dyke氏は世界の金融サービス業界でリップル社との新たな戦略的パートナーシップを推進する役割を担当します。

 

 

David Schwartz氏の経歴は(David氏のLinkedInによると)、

 

・David Schwartz Enterprises社のCEO(1988年1月~1991年1月)

 

・医療機器製造会社Cardiphonicsの共同CEO(1992年1月~1995年1月)

 

・WebMaster Incorporated社のソフトウェア開発ディレクター(1998年1月~2001年1月)

 

・WebMaster Incorporated社の最高技術責任者(2001年1月~2011年1月)

 

・リップル社のChief Cryptographer(決済システム設計・開発リーダー)(2011年12月~2018年6月)

 

・リップル社の最高技術責任者(2018年7月~現在)

 

となっております。

 

 

また、David Schwartz氏のTwitterのフォロワー数は10万人を超えており、発言力の強さが分かります。

 

 

また、David Schwartz氏について、

 

 

上記のような期待を寄せるコメントがあります。

 

 

続いてKahina Van Dyke氏の経歴は(Kahina氏のLinkedInによると)、

 

・Citibank社(SVP、ディレクター、マネージャーなど)(2000年から2009年)

 

・MasterCard社(SVP、グローバルゼネラルマネージャーなど)(2008年から2016年1月)

 

・Facebook社(グローバルディレクター)(2016年1月から2018年6月)

 

・リップル社(SVP)(2018年7月から現在)

 

となっております。

 

 

Kahina Van Dyke氏は、20年以上の銀行業務と技術の経験を持ちます。

 

Kahina Van Dyke氏は、経歴の通りですが、マスターカード社(国際クレジットカード企業の1つ)やシティバンク(世界160以上の国と地域に約2億の顧客口座を有する世界有数のグローバル銀行)などの、伝統的な金融サービス業界のグローバルチームを率いてきました。

 

 

また、Kahina Van Dyke氏について、

 

(ツイートの日本語訳)

 

リップル社は全くもって最も良い人材を採用した...Kahina Van Dyke氏はリップル社にピッタリである。

 

— JT (@XRPSPEED) July 13, 2018

 

上記のように、Kahina Van Dyke氏の採用に前向きな意見がありました。

 

 

 

またコチラでは、リップル社とKahina Van Dyke氏との完全版インタビュー(記事)を読むことができます。

 

インタビューの重要事項をまとめると、

 

・Kahina Van Dyke氏は、20年以上の銀行業務と技術の経験を持ち、世界の金融サービス業界でリップル社との新たな戦略的パートナーシップを推進することに注力する。 

 

・Kahina Van Dyke氏は主要ブランドとのパートナーシップを獲得することの重要性を理解している。

 

・Van Dyke氏は、アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカ、北米の人々が銀行口座に簡単にアクセスできるように、Facebookと多くの有名企業(Citibank、PayPal、TD Ameritrade、Visa、Western Unionなど)との関係を築いてきた。

 

・金融サービスにおける問題の中でも、国境を越えた取引(国際取引)が、最も複雑で多面的な問題の1つであると、Van Dyke氏は考えている。

 

国境を越えた取引における摩擦を排除するための真の解決策をリップル社は提供していると考えたため、Van Dyke氏はリップル社に参加することを決めた。

 

Kahina Van Dyke氏は、様々な有名企業における職務経験や、前職場であるフェイスブック社において他大手企業とのパートナーシップの経験もあるので、リップルと他の有名企業との繋がりができやすい環境になる可能性があると考えられます。

 

David Schwartz氏とKahina Van Dyke氏を採用したということで、リップル社はこれまでよりもさらに本格的に、銀行や企業などと提携する動きを見せていくと思います。

 

 

 

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