2018年にスターバックスでリップルが使えるようになる3つの理由

昨年、我々はリップル(XRP)が他の仮想通貨に先立ち、アマゾンにおける支払い手段として導入が近いのではないかとの議論を行いました。

 

リップルは仮想通貨における本来の役割としての観点で見た場合、リップルが持つ特色とスケールは他の仮想通貨より群を抜くものがあります。

 

仮にリップルが金融業界における新たな支払い手段として採用されだした場合、大きな混乱が生じることが予測できます。

 

そのため、リップルがなぜ世界的支払い手段として普及する可能性があると検討されているのか一度振り返ってみることが大事となってきます。

 

今回は、世界75ヵ国にて経営を行う世界的コーヒーショップ、スターバックスが2018年中にリップルを支払い手段として導入する可能性がある3つの理由を考えていきます。

支払い手段としてのリップル(XRP)

リップル

幾多もの仮想通貨が誕生して来ている中で、リップルは最も開発が進んでいる通貨の一つとなっています。

1.少額の取引手数料

リップルにおける取引手数料は、ほぼ存在しないといっても等しく今後も低価格な手数料が継続されていくと考えられています。

 

ビットコインが4ドルから5ドルの手数料、イーサリアムが1ドル程、そしてライトコインですら30セントの手数料が生じます。

 

しかし、リップルは0.00001XRPの消費だけで済むため、現時点のリップルの価格から換算するとほぼ存在しないに等しいといえます。

 

仮にリップルの市場価格が10ドルに達したとしてもひとつの取引にかかる手数料は1セントの100分の1程で収まります。

 

言い換えるならば、リップルの市場価格が跳ね上がろうともリップルを使用することによって生じる手数料が問題となる可能性はほぼ無いといえます。

 

つまり、私たちが現在使っている法定通貨の代替品として仮想通貨の中より選ぶのであれば、リップルが選択されることは明白です。

 

仮にビットコインが手数料における問題を解決し、1つの取引に対する手数料を妥当な金額である1ドルに戻せたとしても、リップルがその数値を上回るのは明確です。

 

特に、コーヒーなどの小さな支払い手段として導入を勧めたい場合、リップルの方が好まれる結果に落ち着くでしょう。

 

誰しも、3ドルのラテにプラスして1ドルをマイナーに支払いたいとは思いません。

2.即時(10秒以下)性取引の実現

クレジットカードやデビットカードを持つVISAの様に、世界規模で仮想通貨が普及するためにはカードなどと同様またはそれ以上の利便性が求められるのは言うまでもありません。

 

実際は、その要件を満たしている仮想通貨は現状ほぼ存在しません。

 

つまり、その実現が達成されるまでは仮想通貨は単なる投機対象と言われても反論の仕様が無いのです。

 

言い換えるならば、現行の例えばVISAなどの性能を上回らない限り、ポンジスキームと概念はほぼ変わりません。

 

確かに仮想通貨市場は確実に成長を続けていますが、本質的な問題は通貨が通貨として使用可能なのかという点です。

 

その観点が抜け落ちていると、今後の仮想通貨市場は必ずしも明るいとは言えないでしょう。

 

例えば、コーヒー1杯を注文する際に5分10分も取引が完了するのを待っていることはできません。

 

実際は財布から紙幣を取り出し、支払いを行う作業より素早くかつスムーズに取引を行うことが出来ないのであれば、仮想通貨をわざわざ導入するメリットがありません。

 

その点でリップルは現在取引にかかる時間は10秒以下と言われており、通貨の中では限りなくVISAなどのカード支払いに近いと言われています。

 

また、リップルは将来的に5秒以下で取引完了が行えるよう開発を進めているとのことです。

 

仮にあなたが投資家で、今後の仮想通貨の動向を先読みしたいのならその答えは根本的なところにあります。

 

どの様な機能を用いてその通貨が働き、なぜ世界的に普及する可能性を秘めているのかを理解することが大切です。

 

初期に開発された多くの仮想通貨は、この観点で評価を受けることが無くなってきています。

 

その中でリップルは、支払い手段として実用性を持った世界的普及が可能な仮想通貨として現在捉えられています。

リップルブランドの成長

リップル

ビットコインが世の中の話題となっているのは周知の事実ですが、様々なFUD( プロパガンダの一種)がウォールストリートを中心に流されています。

 

例えば、CNBCやその他のメディアはビットコインのバブル崩壊が近いと執拗なまでに報道しています。

 

しかし、その様なプロパガンダが行われようとも、ビットコインは確実に世界的に浸透してきています。

 

2018年はもちろんビットコインも世界的に広がりを見せていますが、それと同じレベルでリップルも大きな躍進を遂げています。

 

リップルのMoneyGramまたWestern Unionとの間でのパートナーシップが発表されたとき、リップル自体の市場価格に大きな影響を及ば差なかったものの、仮想通貨市場としては大きな動きとなりました。

 

2017年の段階では、そこまで知名度が高いわけではなかったリップル。

 

そんなリップルを、金融界の大企業である2社が数億円規模でXRPの研究、時間、そして人員を費やすと発表したのは大きな出来事でした。

 

リップル社自体は、2012年の段階で立ち上がっていましたがXRPという通貨自体が頭角を現したのは2017年に入ってからでした。

 

それ以前のXRPに対する投資家や仮想通貨愛好家はXRPは未だ構想段階で実用段階ではないと考えていました。

 

つまり、リップル社が現行の銀行システムを変え得る可能性が長期的に見ればあると考えている人々でした。(つまり彼らにとって2018年の時点におけるXRPの躍進は予想外)

 

その様な状況であったにも関わらず、Money GramとWester UnionのXRPの実験的導入が開始され、リップルを取り巻く状況は劇的に変わりました。

 

仮想通貨が市場に参入する際は、その市場の仮想通貨に対する興味関心と顧客が受ける利益が存在しなければなりません。

 

スターバックスは仮想通貨に大きく関心を持ち、いち早くビットコインによる支払い手段を試験的に開始していました。

 

ビットコインは、トレンドに沿った仮想通貨であるため、その通貨を採用することにより最先端のテクノロジーを有している企業であると大々的にアピールする良い機会でもありました。

 

上記で説明されている通り、リップルは支払い手段として別格の利便性を持ち合わせています。

 

しかし、その流通度そして認知度はビットコインより低く店舗への新規導入はそう簡単に行うことはできません。

 

リップルの認知度があがり、世の中にXRPを所有している人が増えた時、スターバックスなどの顧客と直接支払いのやり取りを行う企業にとって、XRPを導入することは大きなメリットとなり得ます。

リップルペイ(RipplePay)とライトペイ(LitePay)

2018年中にスターバックスが積極的に仮想通貨における支払いを進めるかはいささか疑問ですが、向こう5年以内に仮想通貨による支払いは一般化されているでしょう。

 

LitePayはライトコインをデビットカード上で使用できるシステムを持っています。

 

リップルもLitePayと同様のシステムを構築することで、世界的なXRP支払プラットフォームRipplePayを作り上げることが可能です。

 

企業がその様な支払い手段に対応した機器を取り入れることは、簡単であり、また自動的にXRPが法定通貨へと変換される機能を搭載させれば、企業視点で何も問題が起こることはありません。

 

もちろん消費者はXRPによる支払い、そして法定通貨による支払いどちらの選択肢を取れる権利がありません。

 

しかし、どちらにとってもXRPによる支払いが手数料の観点などから利益をもたらすため、XRPが両者に好まれるのは言うまでもないでしょう。

 

LitePayはあまり知られていませんが、企業側はたった1%の手数料しか支払う義務がありません。

 

平均的なデビットカードやクレジットカードはカード会社に対し支払額の4%をお店側が支払う必要性があります。(結果として商品の値段が高騰する結果となります。)

 

そうなるとRipplePayは小さな、そして大きな企業どちらにも利益をもたらすといえるでしょう。

 

コーヒーショップや個人経営の本屋さんなどの小さいな子売店は、RipplePayを用いることにより取引手数料を限りなく抑えることが出来ると同時に、消費者の支払い手段に対する需要を簡単に満たすことが出来ます。

 

RipplePayはスターバックスにとっても大きな変化となりますが、RipplePayに対応する機器を導入すれば済む話のため、無駄な時間を費やすことが生じません。

 

もちろんスターバックスが多額の資金を導入して、新たな仮想通貨取引手段の教育を各支店にし直すことは考えずらいですが、上記の通りRipplePayとなると全く別の話となります。

 

これまでに指摘してきたように、仮想通貨はその通貨の使用と実装を簡素化する技術の導入が、今後の発展の上で不可欠となってきます。

 

他のアルトコインと違い、リップルのXRPは世界的に普及する可能性を秘めている特色を既に持ち合わせています。

 

XRPのその特色と実用性を発揮するためには、それを社会的に実装することができる仮想通貨に精通した起業家か開発チームが各企業に必要となってきます。

 

リップル社自体は、周知のとおり銀行やその他の金融機関を、主なターゲットユーザーとして狙いを定めています。

 

しかし、その動きに追随しスターバックスなどの小売商人がXRPの同業界に対する有用性に気が付き始め、実践的な導入に向けて動きを開始しています。

リップル(XRP)の可能性

リップルは仮想通貨の中では珍しく、企業単体(リップル社)で開発が行われています。

 

つまり、リップルは半分信頼できる存在でありながらも、残りの半分は信頼しきれない存在であるとも言えます。

 

その理由として、リップルが企業として運営されているのであればそこの人間の感情が付きまとうことは避けられません。

 

しかし、それが逆にリップルの通貨としての成長スピードと知名度を高める役割を果たすことはもちろんあり得ます。

 

ただ、一つ言えるのはリップル社が株式会社な以上、リップルに投資を行った投資家たちが存在することになります。

 

そんな投資家たちによって、通貨が操られる対象になってしまったのであれば、仮想通貨そのものの根本の存在意義が問われる結果となってきます。

 

上記の説明で、明らかにリップルのXRPが支払い手段として他の通貨より優れていることは明確でした。

 

しかし、金融機関である銀行は簡単にリップル(XRP)の構築を中に受け入れようとはしません。

 

その様なことを顧みると、リップルが世界的支払い通貨となるには、まだまだ技術面以外で乗り越えないことがらが多く残っているのではないでしょうか。

3 Reasons Why Starbucks Will Accept Ripple (XRP) in 2018

Michael LaVere February 25, 2018

 

Rippleやxrpに関しては以下の記事で詳しく解説してあるので、ぜひご覧になってみてくださいね。

 

リップルを購入するならおすすめの販売所・取引所3選

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