
「投資をしたくてもチャートの読み方がわからない!」「チャートを見る時間が無い!」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか?
また、チャートの読み方を勉強していても、自分の予想に反した動きに後悔したこともありますよね。
今回は、そんな方にとって願ってもない画期的なものになるかもしれない、Wavesプラットフォーム上の注目ICO、Tradingeneの紹介をします。
この記事では、
・Tradingeneの特徴や仕組みについて理解したい。
・Tradingeneの最新ニュースや今後の動向、将来性が気になる。
・Tradingeneを取り扱う取引所や購入方法を知りたい。
という方に、初心者の方でも理解できるようにできるだけ分かりやすく解説したいと思います。
本記事の内容
Tradingene(トレインディンジーン)とは何か?初心者でも簡単に分かる概要
Tradingeneは、仮想通貨を含む金融商品のトレードアルゴリズムを開発し利用することができるブロックチェーンベースのオークションプラットフォームを目指しています。
アルゴリズムの開発者とそれを用いる投資家をブロックチェーンベースのプラットフォームでつなぐことで透明性を担保し、トレードアルゴリズムによって両者に利益をもたらすべく考案されたプロジェクトです。
Tradingene(トレインディンジーン)の入門まとめ|マネピwiki
通貨の名前 | Tradingene(トレイディンジーン) |
通貨単位 | TNG |
発行上限枚数 | 12,000,000 TNG |
取り扱い国内取引所 | なし |
取り扱い国外取引所 | 未定 |
開発組織 | Tradingene team |
開発者 | Daniel L. Wolfe, Roman Burtsev, Sergey Kuzminなど |
公式サイト | https://tradingene.io/ |
ホワイトペーパー | https://tradingene.io/White_Paper_EN.pdf |
Tradingene(トレイディンジーン)の特徴とは?仕組みや技術ついて解説
それでは、Tradingeneの仕組みや特徴について順を追って一つずつ詳しく解説していこうと思います。
Tradingeneのビジネスモデル
Tradingeneのビジネスモデルを一言でいうと、
プロトレーダーがトレードアルゴリズムの開発・テストして、投資家がそのアルゴリズムを使うことで、効率よく利益を出せるようになるプラットフォーム
です。
登場人物は、投資家とトレードアルゴリズムを開発する人の2人。
トレードアルゴリズムを開発した人のアルゴリズムがオークションにかけられて、投資家によって利用されることになります。
もし、投資家がそのアルゴリズムを用いて利益を得た場合、アルゴリズム開発者とプラットフォームに対して成功報酬が支払われる仕組みです。
現在のトレードアルゴリズム市場の問題点
現在、トレードアルゴリズム市場においては以下のような多くの問題点があります。
・個人投資家がトレードアルゴリズムに投資する機会が無い
・アルゴリズム開発のためのプラットフォームの費用が高すぎる、または、有用なアルゴリズム開発のためには初歩的な機能しかない
・アルゴリズム開発者に対して市場本位のインセンティブが無い
・アルゴリズム開発者と投資家の間の透明性が担保されない
・多くの人がアクセスできる活発なアルゴリズムの市場が存在していない
・投資家からお金を騙し取るために悪意をもって開発された無用なアルゴリズムが多い
つまり、今までアルゴリズムを用いたトレードは、多くの投資家にとっては価格面でもリスク面でもハードルが高く、気軽に手を出せるものではありませんでした。
Tradingeneは、これらの問題点を改善するために、アルゴリズム開発者と投資家をつなぐプラットフォームです。
利用可能なサービス:開発者
Tradingeneは、アルゴリズム開発者に対して無料版と有料版の2つのパッケージを提供します。
無料版 | 有料版 |
・LuaとPythonを用いる基本開発ツール(基本的な開発に必要なもの)
・過去のデータへのアクセス権 ・Tradingene独自のアルゴリズム開発のためのオンライン教育コース ・インセンティブプログラム |
・開発ツール使い放題、CPU時間無制限
・非市場的データへのアクセス権 ・非常に複雑な計算が可能に ・高度な分析機能のオプション ・ウェビナー ・オークションの参加権 |
トレイディンジーンの開発者メリットとは?
Tradingeneはアルゴリズム開発者に開発及びテストに集中してもらうために、取引所との接続や、データ取得、取引注文などを代行して行います。
また、Tradingeneは市場の透明性を担保し、アルゴリズム開発者に対して正当な報酬を支払います。
提供したアルゴリズムが成功し有用なものであった場合、成功報酬が支払われます。
開発者は、自身のアルゴリズムが生み出した利益を明確に知ることが出来ます。
さらに、Tradingeneのプラットフォームは開発者に対して、アルゴリズムの開発に必要なLunaとPythonが使えるインターフェースとツールを提供します。
ユニークな特徴としては、アルゴリズムを開発する際にプラットフォーム上でチームを組むことも出来ます。
例えばプログラミングスキルはあるもののトレードのアイデアは無い人と、トレード経験が豊富でアイデアはあってもプログラミングスキルが無い人が協力して、アルゴリズム開発をすることが可能です。
その際、チームメンバー間での利益分配などにもスマートコントラクトが用いられ、透明性が担保されます。
利用可能なサービス:開発者
投資家が利用することのできるTradingeneのサービスは以下の4つになります。
トレイディンジーンの投資家メリットとは?
投資家は自分のリスク・リターン指標に合ったトレードアルゴリズムを選んで投資することが可能です。
オークションにリストアップされるアルゴリズムは事前にAIベースのプラットフォームでのテストを終えたものなので、カーブフィッティングを防ぐことが可能です。
過去の相場に対してシステムを過度に最適化してしまうことで、バックテストでは優秀でも、実際の相場で使用すると損をすること
また、システムの透明性が担保されていることにより、アルゴリズム開発者との摩擦を防ぐことができます。
金銭に関する合意や、投資額、手数料などがブロックチェーン上に記録されるため、虚偽や改竄、削除などの心配がありません。
さらに、プラットフォームをより快適なものにするために、機械学習とニューラルネットワークを用いて、日々改良がおこなわれています。
Tradingeneの仕組みや特徴を動画で理解しよう!
Tradingeneの公式YouTubeからTradingeneについて解説している動画が公開されています。
英語でわからないところもあるかと思いますが、上記の説明を読んだあとに見ると理解できるかと思います。
ぜひ、一度ご覧になってみてくださいね。
トレイディンジーンの最新ニュースから分かる将来性!今後の動向は?
Tradingeneの公式サイトや公式コミュニティの最新ニュースから、今後の動向や将来性について解説していきます。
Tradingeneデモ版の公開
Tradingeneのホームページでは、既にデモ版が公開されていて、Tradingene.comで実際にサービスを試してみることが出来ます。
アルゴリズム開発者の方向けのツールも試用することができ、それによって開発されたアルゴリズムのコンテストも行われています(5月14日締切)。
興味のある方は是非登録して、デモ版をチェックしてみて下さい!
カンファレンスやイベントへの積極的な参加
韓国、日本、中国、香港、ドバイ、シンガポール、フィリピン、タイなど、アジアを中心とした多くの国々でカンファレンスに参加したり、実際のアルゴリズムトレードの様子を見せるライブトレーディングショーを開催したり、積極的なマーケティングの姿勢が見られます。
5月23,24日に東京でトレーディングのライブイベントが行われる予定なので、気になる方はコチラから登録して参加してみてください。
Tradingeneの最新のニュースはTwitterやTelegramが早い!
Tradingene(トレイディンジーン)の最新ニュースをチェックする時に、どこを調べたらいいのでしょうか?
Tradingeneの公式サイトにもあがっていない最新ニュースはTwitterやtelegram(テレグラム)等のコミュニティツールが早いです。
telegram公式コミュニティは以下のURLからグループに入ることができます。
Tradingeneのトークン:TNGの購入方法は?ICOの参加方法を紹介
それでは、TradingeneのICOについて紹介したいと思います。
トークンについて
Tradingeneのトークンの単位はTNGで、1TNG=1USDで販売されます。
TNGトークンは以下の2つの目的で利用できます。
- プラットフォームサービスの料金の支払い
- VIPステータスの割当
VIPステータスに関しては、ICO参加者のうち3万USD相当のトークンを保有するトークンホルダーに対して割り当てられる予定で、VIPになるとプラットフォームサービスを無料または大幅な割引価格で利用できます。
プレセール・ICOについて
購入にあたって利用できる仮想通貨は
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・ライトコイン(LTC)
・ウェーブス(WAVES)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
の5種類です。
Tradingeneのプレセールは、2018年3月20日から5月11日までの期間で行われています。
そして、ICOのメインセールは5月16日から6月23日に行われる予定です。
ハードキャップは1200万USDです。
Tradingene(トレイディンジーン)の仕組みから買い方までのまとめ
アルゴリズム開発者と投資家を繋いで、アルゴリズムトレードの在り方を大きく変えるかもしれないプラットフォームである、Tradingeneをご紹介しました。
公式ホームページには、Bitfinex、Bittrex、HitBTC、の3つの取引所が「Connected Exchanges」として掲示されていて、ICO後の上場の準備も進めていることが伺えますね。
また、TradingeneはWavesのプラットフォーム上でICOを行うプロジェクトですが、WavesのCEOであるSasha Ivanov氏がブロックチェーンアドバイザーとして就任していて、技術的には信頼できそうですね。
ユニークなプロジェクトなので、今後も開発の進捗をチェックしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。