ウォーレンバフェット「ビットコインはただのギャンブルで投資ではない」

オマハの賢人の別名を持ち、またBerkshire Hathaway社の代表取締役社長を務めている、ウォーレンバフェット氏は仮想通貨、特にビットコインに対する見解を述べたことで注目が集まっています。

 

ウォーレンバフェット氏は、ビットコインに対する投資はただのギャンブルであり、ゲームの要素しか持ち合わせておらず、決して『投資』と呼ぶべきものではないと持論を展開しています。

ウォーレンバフェット氏が語るビットコイン

ウォーレンバフェット氏はビットコインは投資ではなくギャンブルにすぎないと語る。2018年のBerkshire Hathaway社の年に一度の株主総会を目前に控えた今、あらゆる投資家からウォーレンバフェット氏は、ビットコインを始めとする仮想通貨に対する投資に対して意見を求められています。

 

既に87歳を迎えているウォーレンバフェット氏は世界的知名度の高いビットコインに対して、

 

人々が投資しているつもりのビットコインは、投資とはいえない。

 

と、Yahoo! Finance会議にて発言し、話題となりました。

 

同氏は

 

現在の仮想通貨市場というものは、自分以外の誰かが自分が購入した金額より高く買ってくれる日を待っているだけだ。それは、投資とは到底呼べるものではなく、ただのゲームまたはギャンブルと呼ぶべきだ。

 

と現在の仮想通貨市場に対して警告を行っています。

 

バフェット氏は、彼の事業パートナーであるCharile Munger氏と比べて、より合理的な判断をすることで知られています。

 

それでもCharile Munger氏はロサンゼルスで2月半ばに行われたイベントにて、バフェット氏と同じようなビットコインに対する見解を示しました。

 

私はビットコインで投資を含め、何かしようと考えたことなど1秒たりともありません。もはや、ビットコインが有名になればなるほど、ビットコインに関わりたくないとさえ思い始めています。

 

さらに同氏はビットコインを『Noxious Poison (有害な毒)』とまで表現しています。

 

何も生み出さないもの、それがビットコイン

ウォーレンバフェット氏いわく、ビットコインは何も生み出さない。

伝統的な投資家は今までにあまり仮想通貨に対してコメントを避けてきていますが、じっさいそれはそこまで懐疑的なことではありません。

 

バフェット氏は

人々が投資していると思っている(勘違いしている)ものには、2つの種類が存在しています。一つは、本当に投資と呼ばれるのにふさわしいもので、もう一つは投資とは呼ぶのにふさわしくないものです。

 

と述べています。

 

2500億ドルもの収益を誇るBerkshire Hathaway社にとって、その経営陣の発言というものは世界的に大きく影響を与えることは既知の事実です。

 

現在の時点で、同社のクラスA株は$295,995で取引されていますが、仮想通貨愛好者はビットコインは将来的にこの株価を超えると信じています。

 

バフェット氏の資産は80億ドル以上と知られている一方、同氏は同氏が理解できない先には投資を行わないことでも知られています。

 

同氏のビットコインに対する見解を見る限り、残念ながら仮想通貨はバフェット氏のポートフォリオに入り込まないと予想されます。

 

バフェット氏は

農場、マンションなどの不動産、そして株式を購入するのは正当な投資と呼ぶことが出来る。なぜなら、その投資は将来的にそこから生産されるもので、投資としてのリターンが期待できるからである。しかし、ビットコインは1ビットコイン購入したからと言って、そのビットコインから何かが生産されるわけでは全くない。言ってしまえば、ビットコインは何も生産することが出来ないのだ。ビットコインを購入することは、投資と呼ぶことはできず、単純に自分が購入した時点より、後から高い値段で買う人を待つだけのギャンブルなのだ。

 

とビットコインや仮想通貨に対する持論を展開しています。

 

考察: 伝説の投資家とゴールドマンサックス

ウォーレンバフェット氏のような、世界的に著名な株式などの投資家がビットコインや仮想通貨に対する投資を否定的にとらえているのに対し、市場が拡大を見せるごとに、様々な機関投資家が仮想通貨市場に参入してきています。

 

昨年にはビットコインの先物市場にシカゴ先物(chicago mercantile exchange: CME)が参入し話題となりましたが、つい先日にはゴールドマンサックスが仮想通貨の売買に参入したと発表しました。

 

ゴールドマンサックスの仮想通貨市場の参入は、ニューヨークタイムズでも大きく取り上げられ『Goldman Sachs to Open a Bitcoin Trading Operation』と名のついた記事も公開されています。

 

同記事内では、ビットコインが世界の共通通貨となるとゴールドマンサックス自体が信じているからこその参入というわけではなく、投資対象としてビットコインを外す理由がないことが強調されています。

 

記事では、ゴールドマンサックスにてビットコイン取引を担当することとなるRana Yared氏についても触れられており、同氏は以下の様な発言を行っています。

 

私自身は、ビットコインが将来的に世界における共通物(共通の通貨や、誰でも知っている認識)となるとはそこまで、信じているわけではありません。今存在している法定通貨の様に、全世界の人がビットコインを用いるようになるかと言われるとやはり疑問が生じます。

 

また、ゴールドマンサックスはビットコインの投資に対して一般的に言われているリスクは、同社が普段から抱えているリスクと何一つ変わらず、リスク管理を行う上では他の金融商品と変わらないという考えを持っているとも表明しています。

 

この様に機関投資家がビットコインの世界へ参入してくる中で、ビットコインの価格も100万円台へと復活を遂げてきています。

 

今後、機関投資家の参入による市場への影響に注意するとともに、ウォーレンバフェット氏が述べているビットコインへの投資は投資ではないという考え方が、既存の投資家にどう響くのか大いに注目です。

 

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